銀幕大帝α

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CLASH クラッシュ

2015年06月29日 21時17分46秒 | 亜細亜アクション
BAY RONG
2009年
96分
ベトナム
犯罪/アクション
劇場未公開



監督:
レ・タイン・ソン
脚本:
レ・タイン・ソン
出演:
ジョニー・グエン
ヴェロニカ・グゥ
ホアン・フック・グエン




<ストーリー>
14歳の時に裏組織のボス・ブラックドラゴンに救われ、殺し屋として組織のために働いていたフェニックス。彼女の娘を拉致したボスは、親子の解放と引き換えに7つのミッションを与える。



-感想-

ベトナム産ノーCG、ノーワイヤー、ノースタントのアクション映画。
香港やタイ程の突出した凄さは無いものの、それでも主役を張った男女2人の格闘スタイルは様になっていました。
裏社会のボスのキレたら潜在能力爆発みたいな猛烈な強さも良かった。
ただなんでその格闘アクションを最後まで貫き通さなかったのか、そこがとても勿体無い。
終盤は4つ巴の戦いになるという、大盛り上がりな雰囲気になるのに、ほぼ銃撃戦で方を付けてしまうのはガッカリだ。

潜入捜査、裏切り者、仲間の壮絶な死。

90分という割と短い時間の中に色んな要素を詰め込んではいるが、別段ややこしさも無くシンプル感に進む展開は飽きさせないよう工夫された作り方が見て取れる。
欧米人相手の格闘は力強く、ベトナム人相手の格闘は軽快に、さくっと終わらせず一定の長さの中で巧みな格闘技が華麗に披露された事に格闘アクションファンとしては適度の楽しさを味わえた。

他にもカーチェイスなどもあるが、あくまでも本作は肉弾戦を売りにしているので、そんなに体付きがゴツくない主役の2人による、身軽さを武器にそれを最大限に活かしての戦いっぷりを目に焼きつけ、堪能して貰えれば、終盤までは面白く鑑賞出来ると思う。
誰を救い、誰を倒すべきか。
その顛末を観させ満足させる意味では、やはりラストアクションは全員が揉みくちゃになりながら拳と拳を合わせるそんなテンションMAXになる場面を演出して欲しかった。

今作のベトナム美女図鑑

組織のリーダー・フェニックスを演じたヴェロニカ・グゥ。
顔も好みだが、髪型も似合っていて、全体的に綺麗な女優さん。
ゲーム「バイオハザード」に出てくるエイダみたいな感じ。

ここのシーンでのドレス姿で車から降りる際に露になった生足が最高だった。
おっぱいが見えそうで見えないベッドシーンもエロティック。
得意技が首に足を巻きつけた絞め技なのだが、私も是非意識が落ちない程度にお願いしたいものだ。

評価:★★★
15/06/29DVD鑑賞(旧作)
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