FELONY
2013年
オーストラリア/アメリカ
105分
サスペンス/犯罪
劇場公開(2016/02/20)
監督:
マシュー・サヴィル
出演:
トム・ウィルキンソン
ジョエル・エドガートン
ジェイ・コートニー
メリッサ・ジョージ
<ストーリー>
事件解決後に同僚たちと酒を酌み交わしていた刑事・マルは、酔ったまま車で帰途に就き、誤って子どもをはねてしまう。慌てて通報しようとするが、順調なキャリアと家族の存在が頭をよぎり…。
-感想-
2013年
オーストラリア/アメリカ
105分
サスペンス/犯罪
劇場公開(2016/02/20)
監督:
マシュー・サヴィル
出演:
トム・ウィルキンソン
ジョエル・エドガートン
ジェイ・コートニー
メリッサ・ジョージ
<ストーリー>
事件解決後に同僚たちと酒を酌み交わしていた刑事・マルは、酔ったまま車で帰途に就き、誤って子どもをはねてしまう。慌てて通報しようとするが、順調なキャリアと家族の存在が頭をよぎり…。
-感想-
全然難しくない単純なお話。
キャリア豊富な刑事が飲酒運転で人身事故を起こし、その瞬間を誰も見ていないのを利用して知らぬ存ぜぬ、俺は発見者だ、を貫き通そうとする。
しかし新米の刑事が彼は嘘をついていると疑いを持ち始める。
その新米刑事の上司は「皆と仲良くやりたければ深入りするな」と忠告。
実はこの上司が嘘をつけと直接本人にアドバイスしていた。
日本でも良くある警察官が起こした揉め事は内々で処理しろ、というもの。
揉み消しを図ろうとする者と、それを断じて許さず正義感から真実を暴こうとする者。
両者の姿が度々重なり合う事で、衝撃なラストを齎すというあらすじなのだが、ん~かなりゆったりと描かれた作品だったなぁと第一印象はこれ。
ちょっと退屈だったかも。
ただ、どういう結末を迎えるのか、そこには興味を持てる作り的には丁寧な仕上がり。
衝撃的な結末に通じるポイントとしては2つ。
被害者となる少年が昏睡状態から目覚めぬまま死んでしまう事。
これを境に被害を与えた刑事は苦悩から解放する為に本当の出来事を自身の口でもって証言しようとする。
もう1つは事件の真相を隠蔽しようとしていた上司の老刑事をカッとなった新米刑事が誤って病院送りにしてしまう事。
この現場に居たのが「もうこれ以上は堪えられない」と相談を持ちかけていた刑事であり、彼が上司に怪我を与えた新米刑事のうな垂れている肩をポンと叩き「あれは仕方がない」と見て見ぬ振りの姿勢を送り安心感を与えてしまう。
結局の所、その衝撃的な結末となるのは、警官同士の仲良しごっこであり、真相が外に漏れなければ闇に葬られてしまうという警察の暗部を間接的に恐ろしく描いたものでした。
被害者家族からは「ありがとう」と言われ続け、本当にこれで良いのかと首を傾げたくなるようなラスト。
胸がスッとすく様なものはなく、ひたすら重いストーリーなので、好みが分かれそうですね。
てか、新米刑事は被害者家族の女性(そこそこに美人)に惚れて単に近づきたかっただけじゃねぇのか?そんな想いで観てたら、案の定キスしようとして避けられていたw
正義感ぶっている様に見せておいてこれだもん。
ま、警察は信用できないてのがこの作品から感じ取れる論点かもね。
評価:★★★
16/07/04DVD鑑賞(新作)
バナーポチお願いします
にほんブログ村
レンタル開始日:2016-07-02
メーカー:アルバトロス