BOLGEN/THE WAVE
2015年
ノルウェー
105分
サスペンス/パニック/ドラマ
劇場公開(2016/06/25)
監督:
ローアル・ユートハウグ
『コールドプレイ』
出演:
クリストッフェル・ヨーネル:クリスチャン
アーネ・ダール・トルプ:イドゥン
ヨナス・ホッフ・オフテブロ:ソンドレ
フリチョフ・ソーハイム:アルヴィド
トマス・ボー・ラーセン:フィリップ
<ストーリー>
景勝地・ガイランゲルで地質研究をするクリスチャンはある日、自然の変異を察知する。彼の不安は的中し、大規模な岩山崩落が発生。80mを超える大津波が街に迫っていた…。
到達まで、あと10分――
-感想-
2015年
ノルウェー
105分
サスペンス/パニック/ドラマ
劇場公開(2016/06/25)
監督:
ローアル・ユートハウグ
『コールドプレイ』
出演:
クリストッフェル・ヨーネル:クリスチャン
アーネ・ダール・トルプ:イドゥン
ヨナス・ホッフ・オフテブロ:ソンドレ
フリチョフ・ソーハイム:アルヴィド
トマス・ボー・ラーセン:フィリップ
<ストーリー>
景勝地・ガイランゲルで地質研究をするクリスチャンはある日、自然の変異を察知する。彼の不安は的中し、大規模な岩山崩落が発生。80mを超える大津波が街に迫っていた…。
到達まで、あと10分――
-感想-
母ちゃん、人殺しちゃったよ。
でもあれは仕方がない。
息子の命を守る為だもの、パニクって暴れるおっさんなんて殺して良し!
職業病てやつかな、退職したのに気になって気になってじっとしてられないてのは。
子供ほったらかして、てのは流石にマズい。
母ちゃんもそりゃ怒る。
父ちゃん、ふかーく反省。
そうだよ、さっさとフェリーに乗ってれば少なくとも子供と自分の3人は無傷で生きてられたのに、、、あっでも母ちゃんは溺れ死んでしまってたかもしれないな。
これはね、4人が揃って生還してこその感動だと思うの。
ボクね、猛烈に父ちゃんの頑張りが心に響いた。
自分の身の安全も保証出来ないのに、親友の奥さんを助ける勇気。
津波に飲み込まれると確信して、もしかしたら助かるかもしれないと車に乗り込み「万が一」を期待して身構える咄嗟の判断力。
そして妻と息子が生きているかどうかすらも分からないのに、たった一人で救出に向かう我武者羅な行動力。
普通なら諦めるよね。
うん、ボクならもう駄目だろうなあと腰を落としてへたり込んでいるかもしんない。
しかしこの映画の父ちゃんは決して奇跡を捨て切らない。
寧ろ、奇跡が起きる事を信じて動いている。
そこに強く男気を感じて立派な父ちゃんだなと目頭が熱くなってしまった。
その意思を息子がきっちりと受け継いでいたというのも良い。
「パパ!諦めたら駄目だ!帰って来い!!」
泣いたね。
そりゃもう人様には見せられないくらいの顔して泣いたよボクは。
映画館で観てたら恥ずかしくてハンカチで顔を覆い隠してたかもしれないよ。
愛娘ユリアに「父ちゃん、母ちゃんと兄ちゃん助けに行ってくるから!待っているんだぞ!!」と笑顔で語り掛けるシーン、息が持たなくなって溺れている息子に口移しで自分の空気を与えて代わりに父ちゃんが溺れ死ぬシーン、その亡骸を母ちゃんと息子が懸命に人工呼吸蘇生を試みるシーン。
家族の愛が至る場面に散りばめられていて、いやあこんなの涙無しでは観られないてば!状態が終盤中に続く、続く。
最後は高台に残っていた愛娘が横に並んで歩いて戻ってきた父ちゃん母ちゃん兄ちゃんの姿を見つけて嬉しさで叫びながら駆け寄っていく姿で感動に止めを刺されちゃって、ボク物凄く泣き疲れちゃったよ。。。
これだけは言わせて。
クリスチャン、あんたは世の中の家族を心から大切にしている父ちゃん達の代表者、模範者、男の鑑だ!!
災害救助隊がさっぱり機能していなかったのは、夜中に起こったからなのか。
主人公任せてのが納得いかないが、父ちゃんの勇姿が感動を呼び寄せてくれた事は確かだし結果オーライですかね。
評価:★★★★
17/03/25DVD鑑賞(準新作)
バナーポチお願いします
にほんブログ村
レンタル開始日:2016-10-05
メーカー:インターフィルム
オフィシャル・サイト(日本語)
関連作:
『THE WAVE/ザ・ウェイブ(2015)』(第1作)
『THE QUAKE/ザ・クエイク(2018)』(第2作)