DEAD RUSH
2016年
アメリカ
80分
ホラー
劇場未公開
監督:
ザック・ラメラン
製作:
ザック・ラメラン
脚本:
ザック・ラメラン
出演:
デヴィッド・マイケル・ムート
チャーリー・ハミルトン
ケイリー・ル・グラン
レイヴン・クーセンズ
オースティン・ダフィ
<ストーリー>
突然猛威を振るったゾンビウイルスにより妻を亡くしたデビッド。彼はパトリックという牧師が率いる生存者グループに救われるが、ある日自分がウイルスに感染したことに気付き…。
-感想-
2016年
アメリカ
80分
ホラー
劇場未公開
監督:
ザック・ラメラン
製作:
ザック・ラメラン
脚本:
ザック・ラメラン
出演:
デヴィッド・マイケル・ムート
チャーリー・ハミルトン
ケイリー・ル・グラン
レイヴン・クーセンズ
オースティン・ダフィ
<ストーリー>
突然猛威を振るったゾンビウイルスにより妻を亡くしたデビッド。彼はパトリックという牧師が率いる生存者グループに救われるが、ある日自分がウイルスに感染したことに気付き…。
-感想-
ジャケットのおねえちゃん誰やねん。
全編をPOVで映し出したゾンビ映画。
手持ちカメラを持っているとかじゃなく、人の視線をPOVへと置き換えている。
始めは幼い少女の視点。
この出だしはかなり良かった。
なんでこのままの勢いを保ったまま最後までいかなかったのか不思議でならない。
音楽も盛り上げてくれてたし。
この少女の目に映るゾンビ、奴こそが本編の主人公、てのが後々に分かる仕組み。
始めと終わりが繋がっていたんやね。
少女がゾンビに襲われた瞬間に画面が切り替わり、時が3週間前に遡って視点が男性主人公へと代わる。
ここからの話が異様に単調で結構ダレてしまう。
人間同士の会話が多いので、正直どうでもいいよてなるが、主人公がある施設の住人に助けられた辺りから彼の体に異変が生じ始め、徐々にウイルス感染によってゾンビと化している事が彼視点での皮膚の変化や嘔吐等ではっきりと見えてくる。
この作品の見所としては視聴者も一緒になってゾンビ化への変異を体験出来るという点。
目がぼやけ出し、景色が白黒となり、他のゾンビにも襲われなくなる。
そして彼は終にゾンビとなる。
ラストは人間性をほぼ失った主人公が闇雲に走り回り、行き着いた先が冒頭に登場した少女の姿。
少女を押し倒し襲い掛かろうとするも、少女の母親の攻撃に遭い主人公自身も地に崩れ落ちる。
倒れ込んだ主人公の目には傍で同じく倒れ込んでいる少女の姿が映り・・・。
ここで本編は終了。
主人公が施設で世話になっている際に住人からウイルスに対して免疫を持つ少女「救いの天使」が何処かに存在しているという話を聞かされるのだが、ラストのカットはそれを示唆したものなのだろうか。
イマイチ良く分からない終わり方。
エンドロール除けば75分位かな本編の尺としては短いが、ゾンビに変わるまでの人間時間が無駄に長くテンポも悪い為に、冒頭とラスト以外は全く内容に引き込まれない。
早々にゾンビ化させて、ゾンビ視点で物語を進めた方が面白くなったように思えて仕方がない。
それだと同系統の『コリン LOVE OF THE DEAD』の二番煎じになってしまうだろうけど、ストーリー構成は丸っきり違うのだから描写が似てても、パクれとは言わないが真似る位の思い切りさが本作に欲しかったな。
評価:★★
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レンタル開始日:2017-02-03
メーカー:プライムウェーブ