銀幕大帝α

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キャノンレース

2017年05月04日 20時16分45秒 | 洋画アクション
BORNING
2014年
ノルウェー
93分
アクション/コメディ
劇場公開(2015/05/02)



監督:
ハルヴァルド・ブレイン
出演:
アンドレス・バースモ・クリスティアンセンロイ
スヴェーン・ノルディンルイ
オットー・イェスパーセンニーバッケン
ヤニ・スカヴランシルビア



<ストーリー>
地元サーキットの常勝チャンピオン・ロイは、ノルウェー中を駆け抜ける2,200kmに及ぶ公道レースに参加することに。北欧中から集まった総勢26チームが激走を繰り広げる。

-感想-

なんでも未体験ゾーンのみの公開となった作品『クラッシュ・ゾーン』は2作目だと書いてあるじゃないですか。
そちらを先に観る前に1作目は借りておくべきかと思い探してみたら邦題が違うので見つけるのに苦労しちゃったよ。
名作『キャノンボール』に捧げた作品、それがこの『キャノンレース』。

私は車の事はさっぱり知識が無いけれど、車がハイスピードで走る映画は大好き。
この作品には多種多様の車が登場しますが、ハチロクやGTR、マスタング辺りならちょっとは分かる。

ボボボボ・・・ブォーーン!!
好いよねぇあのエンジン音。
タマラン!!
それと主人公が乗る車のギアを入れ替える時の音も最高なのじゃ!

私はねこの系の車を購入する事に憧れを抱いているの。
今流行の新車とかもう全然眼中になし。
そりゃあ金をたんまり持っていたら、迷う事無くインターセプターV8を買ってますよ。
2台目としてマスタングを手に入れてますよ。
近所迷惑お構いなしに乗り回しておりますよ!

貧乏って残酷よね。。。

主人公の提案により開催される運びとなったノルウェー横断公道レース。
最終的に残るのがやっぱりお前らかと、主要人物に絞られちゃうのは仕方なし。
ゴール地点を目指し、競り合う4台。
1位は当然主人公か、と思いきや、彼が取った行動は己の優勝よりも、レース途中で亡くなった友人に捧げる勝利。
くぅ粋な計らいをするじゃねぇか。
不治の病で亡くなった彼もさぞ天国で喜んでいるだろうよ。
さらばだ!!

て、勝手に殺すなああああwwww

崖から弔って落とした車、勿体ねぇええwwww

本当に死んだのか私は半信半疑でいたけれども、ラストカットには思わずワロタw

公道レースて事で、大部分がそれぞれの車が走っているだけの光景。
もう少し、クラッシュシーンとかそういった派手なアクションが欲しかったなあ。
見せ場的な所は主人公の車が近道として急な凸凹坂を駆け下りるシーンと、同じく主人公の車が敵の妨害を受け道を外れ山から飛び出して着地した場所が大型トレーラーの荷台だったシーン。
後はライバルのギュギュギュ!なドリフトテクニック位か。

声に出して最初に笑ったのは、追跡する警官が乗ったヘリの操縦士の言葉使い。
字幕で「そうでげす」とかいきなり出たらなんじゃこいつwて笑うわいっw

評価:★★★
17/05/04DVD鑑賞(旧作)
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レンタル開始日:2015-08-05
メーカー:ブロードメディア・スタジオ

オフィシャル・サイト(日本語)

関連作:
『キャノンレース(2014)』(第1作)
『クラッシュ・ゾーン(2016)』(第2作)

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ブレア・ウィッチ

2017年05月04日 12時27分20秒 | 洋画ホラー
BLAIR WITCH
2016年
アメリカ
90分
ホラー/サスペンス
劇場公開(2016/12/01)



監督:
アダム・ウィンガード
『ザ・ゲスト』
音楽:
アダム・ウィンガード
出演:
ジェームズ・アレン・マキューン
キャリー・ヘルナンデス
ブランドン・スコット
ヴァロリー・カリー
コービン・リード
ウェス・ロビンソン




<ストーリー>
かつてヘザーは“ブレアの魔女”をテーマにしたドキュメンタリー映画製作のため、ブラックヒルズの森を訪れたまま消息を絶った。それから20年後、弟のジェームズはネットで姉らしき人物の映像を見つけ…。

-感想-

音で驚かせてくる系。
心臓の弱い人は要注意。

裸足で川を渡っていて足の裏を怪我した黒人女性。
予想通り容態が悪化し始め「気分が悪い」とテントの中で寝込んでしまうが、そのテントが魔女の力で吹っ飛んだ瞬間!

全速力で森の中を逃げ回っているんですけど。

あれだけ足元おぼつかずふらふらしてたはずなのに。
これが危機面に遭遇した際に起きる火事場の糞力てやつか。
それだけじゃなく、木の枝に引っ掛かっているドローンを見付けると、その木を上っているし。
足の怪我、何処いったんだよて話。
怪我口から膿か何かを取り出すシーンは超キモかったわ。

嵐が始まり、そこに現れた目的の廃墟。
このセットが中々リアルな雰囲気と構造で好い。
ちょっとゲームの「サイレントヒル」に出てくる崩れかけた建物を思い出してしまった。
その廃屋内を右往左往に逃げ回っている最中に突然後方から出現するあれ。
映画館で観ているとチラッとしか映らないから「なんやなんや」という興味から生まれる恐怖が味わえるかもしれんね。
けどね、レンタルだと一時停止という優れた機能があるんだよ。

ほい。
これが魔女の正体っぽい。
手長脚長の長身活かしてドシンドシン。
そりゃこんなんが背後から迫ってきたら小便チビルがな。
下手なお化け屋敷よりも怖いでんがな。
魔女の目を見ると石にされるぞ(嘘。けど襲われるのは確か。振り返るなと助言されても振り返っちゃうのが人間の心理)。

さあて、ここでの闇雲に逃げている場面内にポイント有り!なのです。

上画像はジェームズがユーチューブ動画で偶然見つけた「ヘザーかもしれない」な瞬間。
森の中で発見されたテープを投稿したもの。
これを見て、ジェームズは姉を探しに仲間を引き連れて森へと入る事となる。

で、今度はこちら。

一見同じ画像に見えるでしょう。
同じ画なんです。
これはジェームズの彼女リサのアクションカメラに映った瞬間的な1枚。

と言う事は、もうお分かりかな?
ジェームズが見た投稿動画に一瞬映っていた「人」は「ヘザー」じゃなく「リサ」の姿。

ジェームス達に付いて来た動画投稿者のレーンが狂った様に叫んでたじゃない。
「こいつらは偽りだ!!」と。
どうやら魔女の森で迷うと時の感覚が人によっては滅茶苦茶になるらしい。

・・・複雑になってきた頭痛い笑。

後はもう自分達で考えて結論出してください。

要はジェームズ達の存在は映画の開始からして虚像の一つに過ぎない的な事を監督は終盤の一連で分からせて観客に驚きを与えたかったんだろうなあ、てのが私の解釈。
同じ画が映るというその一瞬を見逃すか見逃さないかで作品の価値は変わってくるかと。
魔女どうこうヘザーどうこうよりも、一瞬の画が大事となる作品。

評価:★★★
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レンタル開始日:2017-05-02
メーカー:ハピネット

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関連作:
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999)』※個人的評価:★★★★

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