銀幕大帝α

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シーボーグ

2017年05月06日 12時50分55秒 | 洋画アクション
SHEBORG MASSACRE
2016年
オーストラリア
90分
アクション
劇場公開(2017/01/17)



監督:
ダニエル・アームストロング
脚本:
ダニエル・アームストロング
出演:
ホイットニー・ダフ
デイジー・マスターマン
エマ=ルイーズ・ウィルソン




<ストーリー>
子犬の繁殖所に逃げ込んだシーボーグが子犬に襲い掛かる。その現場に遭遇したアナーキストのディランたちは、真正面から戦いを挑むが…。

-感想-

人に好かれるカルトと人に嫌われるカルトがある。
この映画は自分的には後者。
グログログチャクチャの描写で占めるのはまだ良いが、「制裁だ!」と言ってゲロ吐きかけるとか悪趣味過ぎてドン引き。
てかあれ直接口から出てないよね、どう見ても横からチューブ通して出している。
正面から撮ってない時点であからさま。

この監督は犬に恨みでも持っているのか?
あんなにも無残な死骸にしまくって動物愛護団体が観たら激怒もの。
しかもその犬の死骸食ってるし。
そこまでしなくちゃいけないてのは何だ、昔誰かの飼い犬にチンポでも噛まれたのかよ監督さん。
俺の犬嫌いを作品を通して鬱憤晴らしに見せ付けてやるぜ!みたいな動物好きからしたら反吐が出る惨さ。

意味もなくアナルを掘ったり、そういう思い付きだけで取り入れたようなシーンが多過ぎ。
スライムぶつけたら溶けるエイリアンてなんじゃいな。

ドロドロに溶かす方法・・・スライムだな!
多分これも幼稚園児並みの発想。

主人公だけじゃなく警官すらも観ている謎の特撮番組。

必死になって観る程の価値観がまるで感じられないショボい内容。
ショボいと言えば無視しちゃいけない、エイリアンと人間とによる格闘戦。
そんなんで倒れるんかい!なへっぽこパンチやキックを食らわし・・・てないやん、殴っているように見せ掛けているだけやんけ。
空振っているパンチを浴びて下手糞に崩れ落ちるエイリアンの図。

ちゃんとやろうぜ、そういう事はよ!!

取り合えず血や贓物を一杯出しときゃいいだろ、みたいなアホな考えだけで撮った薄い中身に失笑するのも消え失せ怒りだけがふつふつと。
一部分でも笑えるシーンがあるとか面白く感じるシーンがあるのならちょっとは許せるものがあるが、この作品にそれがあったのか?
答えはきっぱりとノーだ。
汚いだけの描写、ゆるゆるの乱闘、殆ど出番がない主役のはずのシーボーグ、そして華のないキャラクター達。

こんな糞並みの映画を何故、未体験ゾーンの1本として公開しようと思ったのか。
関係者は「最高!ぶっ飛んでて面白い!!」と絶賛したくなる何かを感じ取ったのか。
悪いが私にはこの映画の「良さ」が何処にあるのかちっとも理解出来なかった。
☆1個でも勿体無い、☆ゼロで十分だろうけど、パトカーの車体がちょいカッコ良かったので、★1つにしておいた。
恵んでやったんだ、優しいだろ俺。

評価:
17/05/06DVD鑑賞(準新作)
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レンタル開始日:2017-03-22
メーカー:ブロードメディア・スタジオ

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