銀幕大帝α

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デス・フロア

2018年09月11日 12時30分50秒 | 洋画ホラー
IN UN GIORNO LA FINE
2017年
イタリア
103分
ホラー/サスペンス
劇場未公開



監督:
ダニエーレ・ミシスチャ
製作:
ダニエーレ・ミシスチャ
脚本:
ダニエーレ・ミシスチャ
出演:
アレッサンドロ・ロヤ
クラウディオ・カミッリ

声の出演:
カロリーナ・クレシェンティーニ



<ストーリー>
クラウディオはクライアントとのミーティング直前に、エレベーターに閉じ込められてしまう。閉所恐怖症の彼は一刻も早く脱出しようと試みるが、エレベーターの外では謎の致死ウィルスが蔓延していて…。

―感想―

急停止したエレベーター周辺だけを描写させたシチュエーションゾンビホラー。
自力で少しだけ開けた扉の隙間からフロアが見渡せるだけで、外界とは完全にシャットアウトされているものだから主人公は一体何が起こっているのか全く把握出来ないというのは緊張感を持たせていて良い。
携帯電話で妻や知人と会話は出来るものの、話しか聞けず状況が見えてこないものだから猛烈な不安に襲われる。
しかも、やたらと隙間に訪問者多しで、流石に中には入ってこれないけれど、目の前でウガウガ言われたら堪ったものじゃないわな。

一人生き残ったと思われる警官が中盤で現れ、終盤ではエレベーターの天井から降りてきて合流する。
これで多少は安心出来るかもと安堵の空気が流れるも、その警官、なんと足を噛まれていた、てのはかなりヤバい、この逃げ場無い箱の中でそれは。

ラストではちゃんと軍が街を制圧させていたというのが分かるが、エンドロール入る直前にこのテロップ。

意味深。
それなりに評判が良かったら、続編を作るかも?的な魂胆か。
只、限定空間内で起きるゾンビと主人公との孤独な戦いというアイデアが面白いのであって、外でのあれこれを映したものとなると相当斬新なストーリーでなければありふれたゾンビ作品に成りかねないのでハードルは少々高い。
まあ多分、続編はないと思うがね。

うーん、色々と惜しい1本かなあ。
アイデアが良いのは認める。
が、動きが少ない為にワンシーンが長く感じ、結果的に100分を超える尺自体にもダレるという意味での無駄な長さを抱く。
テンポが若干悪いてのを編集で改善していれば、もっと内容に入り込めたんじゃないかてのを考えると勿体ない、惜しい1本だなあと思う訳で。
浮気性の最低な主人公が過酷なサバイバルを経て、行動的にも性格的にも逞しくなりつつ、そこからどういう形で妻が待つシェルターまで移動していくのか、その辺は気になるから、続きが観れるなら観てみたい。
てか、冷たくしていた妻に再会出来た際の(喜びの)リアクションが知りたい。

評価:★★★
18/09/10DVD鑑賞(新作)
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