銀幕大帝α

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マークスマン

2022年05月21日 20時17分52秒 | 洋画アクション

THE MARKSMAN

2021年

アメリカ

108分

アクション

劇場公開(2022/01/07)

監督:
ロバート・ロレンツ

製作:
ロバート・ロレンツ

脚本:
ロバート・ロレンツ

出演:
リーアム・ニーソ・・・ジム
キャサリン・ウィニック・・・サラ
フアン・パブロ・ラバ・・・マウリシオ
テレサ・ルイス・・・ローサ
ジェイコブ・ペレス・・・ミゲル

<ストーリー>

元海兵隊の狙撃兵・ジムは、メキシコの凶悪麻薬カルテルから逃れて来た母子を助ける。撃たれていた母親は、ジムに11歳の息子・ミゲルを託して絶命し…。

的中率100%の男
敵は、凶悪麻薬カルテル
狙う!撃つ!! 仕留める!!!

―感想―

先日観た『アイス・ロード』での役設定が異例だったわけで、今作のリーアムおじさんは何時も通りの元○○(本作では元海兵隊)という設定です。

スナイパーの腕前に自信があるらしく、全てを一撃必中で仕留めてしまうのは流石。

只実年齢と共にリーアムおじさんも高齢になってきているので、腕力自慢の男が相手だと格闘となれば苦戦。

だから結局、銃に頼っちゃうんですよねえ。

血縁関係の無い子供を目的地に連れて行くという流れはクリントイーストウッド監督の『クライ・マッチョ』に似ていますが、人間味溢れる姿を強調している所や子供との交流を深く描いている点では『クライ・マッチョ』の方が軍配かなて思いました。

最終的にリーアムおじさんは家無し金無しになったよね、今後どうすんの?て思っていたけど、役目を終えてバスの中で静かに目を瞑る事から推測するに多分、息を引き取ったんじゃないかなあと。

そこは視聴者の判断任せ、みたいな形になってましたが、僕はそう予想したんですけどね。

弟を殺された恨みだけでしつこく追い掛けて来ていた悪党のボスが、リーアムおじさんとのタイマン勝負に敗れ、盗んでいた勲章を返す。

するとリーアムおじさんは、後の道は自分で決めろとだけ言い残し、銃弾が入った銃を傍に置いて、その場から離れる。

何なのこの流れ(笑)。

お互いに情を抱く様な経緯でもなかっただろうし、急にお前らどうした?て変な違和感が生まれちゃったんだけど。

ま、たまにはボロボロになるリーアムおじさんも悪くはないかな、元海兵隊だけど決してスーパーヒーローではないのだから、こういう哀愁漂わせた銃の腕前だけはピカイチの普通のおじさん像も現実的で良い。

評価:★★★

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メーカー: キノフィルムズ/木下グループ

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