銀幕大帝α

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スティルウォーター

2022年05月29日 22時18分19秒 | 洋画サスペンス

STILLWATER

2021年

アメリカ

139分

サスペンス/ドラマ

劇場公開(2022/01/14)

監督:
トム・マッカーシー

製作:
トム・マッカーシー

脚本:
トム・マッカーシー

出演:
マット・デイモン・・・ビル
アビゲイル・ブレスリン・・・アリソン

<ストーリー>

殺人犯としてフランスで投獄されている娘・アリソンから真犯人の情報を得たビルは、異国の地で執念の犯人捜しを開始する。

真実は、深く、
沈んでいく

―感想―

まあなんつうか、決して後味の良い終わり方とは言えなかったなあ。

一言で言うと、流石の親子。

その時の感情の勢いだけで、とんでもないことをやってしまう辺りが似た者同士。

真実を知り隠し通しながら生きていく事を考えると、決して心ここにあらずだろうし、観ているこっちもモヤモヤとしたものだけが強く残る形だった。

同居する中で愛情が芽生え、本当に愛してしまったのに、まさか嘘を付かれて裏では監禁していただなんて、そりゃ見る目は完全に変わるわ。

俺が同じ立場になっても、そういう人間だったのかと、好きという愛情は一気に消え去るだろうな、正直そういう人とは関わりたくないし。

きちんとしたやり方では埒が明かないから、主人公がああいった行動を取ったのは理解出来るが、それが正義か?てなると違うと思う。

娘の訴えを信じ、無実を勝ち取りたい気持ちも分かる。

けど、奔走する過程で一線を越えてしまうと、それは最早非人道的行為で、善人ではなくなるという事に気付いて欲しかった。

その善人で居る為にも彼の無茶を制御する要素として恋人とその幼き娘の存在があったのに、残念な結果になったのはやはり、両方を天秤にかけると赤の他人よりも血の繋がった娘、これに尽きるのだろうね。

我が子よりも恋人の子の方が全てにおいて断然可愛いのは一目瞭然なのだが(笑)。

別れの時に号泣してたのは多分、マジ中のマジ。

評価:★★★

22/05/29DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2022-05-25

メーカー: NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社

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