ONE WAY
2022年
アメリカ
97分
アクション
PG12
劇場公開(2022/12/02 )
監督:
アンドリュー・ベアード
出演:
コルソン・ベイカー・・・フレディ
ストーム・リード・・・レイチェル
ドレア・ド・マッテオ・・・ヴィック
トラヴィス・フィメル・・・ウィル
ケヴィン・ベーコン・・・フレディの父
<ストーリー>
組織から金とコカインを盗んだフレディは命からがら逃げ出し、長距離バスに乗り込む。だが、冷酷無比な女ボス・ヴィックの追っ手が迫っていた。
途中下車は許されない。
それは、死線を走る片道切符――。
―感想―
マシン・ガン・ケリーて名前カッコ良過ぎだろ。
そのようなラッパーさんが居たのは知らなかったけど。
これ、バス内での様子を映している割合が多くを占めているから、一種のワンシチュエーションものとも言えるけど、その殆どが電話で会話しているシーンなので動きの幅が狭い事もあり、若干退屈してしまうのが惜しい。
それでも登場人物が極端に少ないながらも、会話の内容から大方のあらすじ(経緯とかその辺)が把握出来るから、展開が良く分らんという方向にはいってないです。
逃亡の手助けを頼む人物の一人に、藁にも縋る思いで電話したのが実父。
演じるのがケヴィン・ベーコン。
生活状態から見ても相当ヤバそうな親父。
そもそもケヴィン・ベーコンだよ?はいそうですか、て疎遠状態だった息子を助けに来るか?悪性強過ぎでしょうよケヴィン・ベーコンだし。
と俺は全然信用せずに見守っていたら、やっぱりじゃねえか。
流石ケヴィン・ベーコンですわ。
見た目で判断しちゃいかんのでしょうけど、それでも暗転に向かわせる意味では期待に応えてくれる俳優ですな(笑)。
盗んだ金を持ってそのまま逃げ切れるのか、それとも・・・余計なシーンを極力廃しアップテンポで描いた事で、全ての行く末をドキドキしながら楽しめる作品かなと。
バス車内で出会った少女との交流、その少女(家出?)を狙う変態野郎との対峙も、別の緊張感を生んでいて良かったです。
主人公が本当は良い奴てのは自ずと観ていて目で感じさせてくれるが、一度悪の道に入ってしまったら、そこから抜け出すのはそう容易ではないてのと、未成年者がSNS等で知り合った異性にホイホイ付いて行く事の怖さをいの一番に警告している作品とも言えるかも。
評価:★★★
23/06/08DVD鑑賞(準新作)
レンタル開始日: 2023-04-05
メーカー: アルバトロス