TAKE BACK THE NIGHT
2021年
アメリカ
91分
サスペンス/アクション
劇場未公開
監督:
ジーナ・エリオット
製作:
ジーナ・エリオット
脚本:
ジーナ・エリオット
撮影:
ジーナ・エリオット
出演:
エマ・フィッツパトリック
ジェニファー・ラフルール
アンジェラ・ガルナー
シボ・ムランボ
<ストーリー>
暴行被害に遭った画家のジェーン。女性刑事から事情聴取を受けるが、彼女に前科があると分かると捜査は停滞。しびれを切らしたジェーンは自ら立ち上がる。
―感想―
なんじゃこりゃな映画だったなあ。
レイプ被害者に向けたメッセージみたいなのが最後にテロップとして流れるけど、なんでそれが得体の知れない化け物と結びつけるのかが意味不明。
無理矢理関係性を持たせている感じもしないでもない。
兎にも角にも化け物に襲われるシーンが少なく、その化け物の影に怯える主人公と、彼女の証言を半信半疑で聞いている刑事や姉とのやり取りの方が遥かに多いのもあって、無駄にテンポが悪い。
化け物の被害に遭った女性が世界各地に存在する事が判明するが、結局化け物は本当に存在していたのか、はたまた幻覚か何かだったのかも分からず仕舞いで、物語も物凄い中途半端な所で終わっちゃうし。
何一つ解決していない映画はアカン。
大量のハエを発生させながら唐突に出現する化け物のビジュアルも、何故だか掴み所がなくはっきりとは見せないもので、モヤモヤとした黒い物体が女性の全身に覆い被さるだけで恐怖感も欠ける。
ヒロインだけを執拗に狙う理由、腕に三日月の傷を残す理由等、謎を提示するだけで後はほったらかし。
ヤツを倒せるだろうと言われている短剣を作ったのは良いものの、それすら一度も使わぬままだった、それ映画として意味を成してねえやん。
主役のおねえちゃんが終盤、半乳のタンクトップ姿で抵抗する場面があった事だけが唯一の見所(笑)。
評価:★☆
23/06/07DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2023-06-02
メーカー: エクリプス