2024年
日本
118分
サスペンス/犯罪
PG12
劇場公開(2024/03/08)
監督:
青山貴洋
主題歌:
Eve『インソムニア』
出演:
佐々木蔵之介・・・鳥栖哲雄
齋藤飛鳥・・・鳥栖零花
高橋恭平・・・間島恭一
宮世琉弥・・・大沢隼人
板倉俊之・・・戸島
立川談春・・・安元浩司
音尾琢真・・・窪
津田健次郎・・・志野寛治
木村多江・・・鳥栖歌仙
<ストーリー>
愛する家族を守るために娘の彼氏を殺した父は、命懸けでその罪を隠し通した。それから7年後、山中に埋めた死体が発見され…。
容疑者は、お父さん。
―感想―
原作漫画、及びTV版は未読、未見。
一見さんお断りではなく、この映画版から観ても、それまでの過程がきちんと分かる様に過去映像が挿入されていたのには有難い。
その分、上映時間が長くはなったのだろうけど許容範囲内。
約2時間、自分的には全く退屈せずに観れたので、思いの外楽しめたのだろう。
これはあれだね、テーマは完全に家族愛。
主人公一家だけではなく、悪となる半グレ集団さえも「家族」と言っていたから、そこに一番の重点を置いてストーリーを考えた様に思う。
最初は娘を守る事だけだったものが、もつれにもつれ次第に家族をも守る(守らなければいけない)決意をする父。
なんかさ、そのけじめのつけ方もそうだけど、父としての必死さから繋がった一大決心する姿が立派過ぎて泣けるんよね。
ほんのちょっぴりだけど、ウルッとしてしまったなあ。
初めの恋人殺しから7年。
短い様で当の本人からしたら長く感じた7年だろう。
ミステリー好きという特技を活かし証拠を残さない完全犯罪で成し遂げたとは言え、サイコパスじゃないんだから普通のお父さんとしては一時も気を緩ませる日は無かったのかもしれないてのを考えたら、精神的にも辛い7年間だったでしょうね。
映画版はこれまでの経緯を洗いざらい告白し、刑事となった愛娘の手によって逮捕され、罪を償うという形で投獄されて終わる。
血縁関係のある娘に手錠を掛けられた事と、もうこれで何も怯える必要が無くなった事で、気持ち的にも楽になった刑務所内の父の表情はどこか何時も以上に柔らかくなっている様に見えた。
いずれ釈放される日が訪れるだろうけど、家族は皆、父の帰宅を首を長くして待ち、その時は笑顔で迎えてくれるでしょう、だってパパは家族を全力で守り通したヒーローなのだから。
今作の齋藤飛鳥図鑑
不貞腐れてほっぺの片方をぷくっと膨らませた顔が可愛すぎ。
乃木坂時代は特に推しでも何でもなかったけれど、改めて首から上のパーツがちっちぇな!て丸で人形さんみたいな容姿には惹かれた。
評価:★★★☆
24/09/17DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2024-09-06
メーカー: TBSテレビ
関連作:
『マイホームヒーロー(2023)<TV>』(TVシリーズ)
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