DRIVE-AWAY DOLLS
2023年
アメリカ
85分
アクション/犯罪/コメディ
PG12
劇場公開(2024/06/07)
監督:
イーサン・コーエン
『トゥルー・グリット』
製作:
イーサン・コーエン
脚本:
イーサン・コーエン
出演:
マーガレット・クアリー・・・ジェイミー
ジェラルディン・ヴィスワナサン・・・マリアン
<ストーリー>
車の配送をしながらアメリカ縦断のドライブに出たジェイミーとマリアン。だが、トランクで謎のスーツケースを発見したことから、何者かに追われる羽目に。
誰も私たちを止められない!
―感想―
レズビアンによるレズビアンの為のレズビアン映画。
合間合間に良く分んない目がちかちかする映像が挟まれている。
コメディのジャンルになっているものの、俺が唯一声出して笑ったのが「九官鳥かよ!」だけだった。
スーツケースの中身が何か、ここに観客の注目を一身に浴びるのは当然で、それが判明した瞬間、アメリカ人は大爆笑するのだろう(ほんまか?)
只々レズビアン描写と、大人の玩具云々で構成された様な内容で、何処に楽しさを見い出せば良いのか俺にはさっぱり理解出来ないまま観終えてしまった。
冷凍保存されていた生首は何故にそれが必要だったのか、それをどうしたかったのか結局、存在理由というものが説明されないまま。
いやほんと、一体俺は何を見せられているんだ、と「九官鳥かよ!」のシーン以外は無感情で画面見つめてたなあ。
コーエン兄弟の作品は昔、一時期ハマった位に好きだったのだが、今回の新作は前に観た作品から大分開けての久しぶり(映画自体はその間色々と作られているが俺自身は未鑑賞)。
初めてイーサン一人で監督した作品との事ですけども、結構内容的には冒険に出たなと思う位に癖あり過ぎ。
それが良い癖なら良かったのだが、ちょっと悪癖に近いものを俺は感じたかな、好き嫌いがはっきりと分かれると思う。
やっぱり単独での監督はダメだわ、コーエン兄弟で撮ってこそ良作は生まれると再認識しました。
評価:★★
24/08/30DVD鑑賞(新作)
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