銀幕大帝α

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ケルベロス 紅の狼

2019年12月28日 13時14分35秒 | 洋画アクション
O DOUTRINADOR/THE AWAKENER
2018年
ブラジル
108分
アクション
R-15
劇場未公開



監督:
グスタヴォ・ボナフェ
出演:
キコ・ピソラート
タイナ・メディナ
サミュエル・デ・アシス
ニコラス・トレヴィジャーノ




<ストーリー>
不正が蔓延するブラジル政界。州知事の横領事件を追う特殊警察に所属するミゲルの娘が何者かに狙撃され、命を落とす。州知事の仕業だと知った彼はデモに紛れ、復讐を果たすが…。

―感想―

娘が可愛すぎた。
そりゃ俺でもあんな可愛い我が子を突然失ったらブチギレるかもしれん。

デモ隊に紛れ込んでいる最中に偶然手に入れたガスマスクが超カッコイイ。
目の部分が真っ赤に光るんだぜ?
暗闇に姿を紛れ込ませると赤い目だけが浮かぶ。
あのシルエットが堪らなく渋い。
俺が持っているガスマスクと交換してくれないかねえ。

悪徳政治家を片っ端からぶっ殺していくだけの内容。
主人公がヒョロではなく屈強な体をした大男なので、格闘アクションにもパンチ一つに重さがあり、且つ動きの軽さも重なって結構観てて熱くなれる。
最初に知事の顔面をフルボッコするシーンのエグさは主人公の怒りが拳からも滲み出ていて痛快だった。
殴られ過ぎて原形がなくなる知事の顔、ある意味ホラー並の強烈さ。
それ以降はほぼ銃殺だが、やはりガスマスク姿での襲撃が画になり過ぎてダークヒーローものとしてはレベルの高い演出となっており、勧善懲悪な作品としても一際輝いている。
天才ハッカーを味方に付けるという部分もドラマ性が広がり、それを踏まえた上でハッカーの居場所を突き止められて暗殺者軍団が登場し倉庫で対峙するまでの流れに緊張感が生まれ、結果的にその対峙場面が本編最大の見せ場になっていたと思う。

新大統領を抹殺、邸宅を大爆破させ、現場に残されていたのはガスマスクのみ。
主人公の安否は確認されていない。
もしかすると続編、あるかも。
だって、消さなければいけない人間が一人残ってますやんか。

評価:★★★☆
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