銀幕大帝α

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持たざるものが全てを奪う HACKER

2017年05月14日 20時03分58秒 | 洋画サスペンス
HACKER
2015年
アメリカ
107分
サスペンス
劇場公開(2017/01/10)



監督:
アカン・サタイェフ
製作:
アカン・サタイェフ
出演:
カラン・マッコーリフ
ロレイン・ニコルソン
ダニエル・エリック・ゴールド
クリフトン・コリンズ・Jr
ザカリー・ベネット




<ストーリー>
アメリカに移住したものの、貧しい生活を余儀なくされている青年・アレックス。お金のためにネットの闇ビジネスにのめり込んだ彼は、理不尽な社会に復讐する男・ゼットに心酔していく。

-感想-

息子がハッカーになって、偽造クレジットカードで金を荒稼ぎしているのを知ったらお母さんはさぞ大喜びする事だろうなぁ。

するか!泣くわ!!

都会に出る時に笑顔で送り出してくれたのに、全く親不孝なガキだよ情けない。

大金ガッポガポで遣りたい放題繰り返していたら、天罰下って刑務所にぶち込まれ、何やってんだ俺は・・・と人生を悔い改める話で、そう大して面白くはないのですが。

仲間になったサイがアレックスにその女を誘えと言っておいて、やっぱこいつは信用出来ない!と難癖付けだし、お前の直感だろ何態度コロコロ変えてんだこいつ、と思って観てたけど、強ちサイの勘は間違ってはいなかったようで。
お母さんをクビにした銀行に復讐しようと自作のネットウイルスを仕込むもあっさりと警備員にバレて部屋に連行され、そこの上司と1対1で話し合い取引している時にはもう彼の術中に嵌っていたという訳。
女がアレックスに近付いてきたのは偶然ではなく必然。
闇の大物ハッカー・ゼットを捕まえる為にアレックスは手のひらで転がされていただけに過ぎなかった。
という真相がラストに大きく明かされる所がこの映画が持つ唯一の醍醐味。
別に大きく驚く程のものではないけれど、「ほーん」と裏の動きが知れて、それを見抜けずにいたアレックスは所詮目の前の事しか見えてないハッカーの才能はあっても裏社会で生き残る力は無いまだまだ子供の一人に過ぎないんだなと、大人に踊らされ続けられた成れの果てには同情はしないが、親を愛するなら平凡に生きろよと活を入れる意味でも頭を叩きたくなった。

闇ビジネスに手を染めるにはリスクもデカい。
ある程度の遊んで暮らせる金が懐に入ったのなら女が助言したように何処かの国で悠々自適に暮らせば良かったのだよ。
もっともっとと欲を求めたばかりにズドンと奈落の底へ。
所詮ガキ。
そう何時までも巧く行く訳がなかろうて、馬鹿だよね自分の才能に酔い痴れて地獄を味わう輩ってさ。

評価:★★★
17/05/14DVD鑑賞(準新作)
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レンタル開始日:2017-03-03
メーカー:インターフィルム

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