VESPER
2022年
フランス/リトアニア/ベルギー
114分
SF/サスペンス
劇場公開(2024/01/19)
監督:
クリスティーナ・ブオジーテ
ブルーノ・サンペル
製作:
クリスティーナ・ブオジーテ
原案:
ブルーノ・サンペル
クリスティーナ・ブオジーテ
脚本:
ブルーノ・サンペル
クリスティーナ・ブオジーテ
出演:
ラフィエラ・チャップマン・・・ヴェスパー
エディ・マーサン・・・ヨナス
ロージー・マキューアン・・・カメリア
リチャード・ブレイク・・・ダリウス
<ストーリー>
生態系が壊れ、城塞都市で暮らす富裕層と危険な外の世界で生活する貧民で分断された地球。寝たきりの父と暮らす少女・ヴェスパーはある日、森でカメリアという女性を助けるが…。
少女の小さな希望が世界を変える。
―感想―
ようわからん描写や展開が多過ぎる。
監督の頭の中で作られたイメージだけをそのまま映像にしたかのような作品。
赤い植物に触れたら、ファンネル(虫)が高速で飛んで蜂の巣にされる場面は好きなんだけどね。
食糧難を救うのに、少女が発見した種を撒く事が最終的な目的で、それを達成させたから、その後の事は想像にお任せて感じやね。
まあ人類に希望の光が差し込んだというグッドエンドとして解釈してもええんとちゃうかな。
美術的な部分では目を見張る所が多く、寝たきりの父と娘との親子愛には感動させられるし、助けた女性との交流も温かい。
只、少女の叔父が非道極まりない悪人なのには反吐が出るのと同時に、こいつのせいで父娘女性がバラバラに離されたから、ムカつくキャラとしては突出していた。
で、これまたようわからん形で殺される叔父。
説明欲しいよね、ある程度は。
内容を理解して観終えるには最低限の説明なり補足をしてくんないと。
雰囲気には凄く引き込まれたが、結局その雰囲気にしか魅力を覚えなかったんよね、肝心な話がアレでは、ちょっと取っつきにくい感は無きにしも非ずですわ。
評価:★★★
24/07/28DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2024-06-05
メーカー: クロックワークス
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