銀幕大帝α

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クーダ 殺し屋の流儀

2024年07月21日 14時28分22秒 | 洋画サスペンス

THE ENFORCER

2022年

アメリカ

91分

サスペンス/アクション/犯罪

PG12

劇場公開(2023/07/19)

監督:
リチャード・ヒューズ

出演:
アントニオ・バンデラス
ケイト・ボスワース
モージャン・アリア
アレクシス・レン

<ストーリー>

犯罪組織に雇われるベテランの殺し屋・クーダ。仕事は完璧だが、娘からは警戒され、元妻からは敵意を向けられる始末。そんな中、クーダは家出少女・ビリーと出会うが、何者かに誘拐され…。

―感想―

出所後、娘に会いに行ったら軽くあしらわれて、しょぼくれるイケオジ・バンデラス。

その寂しさを紛らわす為に、娘と同年齢であろう家出少女に声を掛けたんだろうね。

俺からしたら「なにこいつキモッ!ロリコンの変質者!?」と警戒するだろうけども、行く当てのない家出少女にとってはこれ以上の無い救いの手ではあったでしょう。

しかしその少女が何者かに誘拐されてします。

お節介焼いたからには気になるのも当然で、少女の行方を探す内に、自分を雇っている組織の関係先に監禁されている事を知るのです。

いかがわしい事に利用されようとしている少女を見過ごす事は出来ない、となると組織を裏切るしかなく。

得てして血まみれの攻防戦が勃発するのですが、とここまでの流れだけ読むとめっちゃ好い奴ぽいでしょ?その通りの好い奴なんですよバンデラス。

離婚して疎遠となっているとはいえ、一時は家庭も持っていた男が、なんでこういう裏社会に足を突っ込んでいるのか理解不能ではあります。

更には、仲間となった若造に「こんな仕事なんか辞めて、真っ当な仕事に就け!好きな女を幸せにしろ」と大金持たせて逃がす優しさも見せ、救い出した家出少女も彼らに任せる。

そして瀕死の状態となったバンデラスは、娘の誕生日祝いにと、自分の愛車を置手紙と共に残して静かに去り、そのまま逝っちゃうんですよね~。

なんちゅう切なくも悲しい終わり方なんだ・・・。

名優バンデラスなだけあって、渋い演技を全編で見せてくれます。

そして何より、彼と関わる女性が皆、それなりに美人てのはポイント高い。

俺的には娘ローラを演じた子が、割かし好みでしたなあ。

アウトローな生き方をしていると、誰からも看取られずに死ぬ運命なのかね。

孤独死だけは避けたいものだが、頼れる人間が近くに居ない俺も、もしかしたら危ういんとちゃうか!いややでそんな死に方!

評価:★★★

24/07/21DVD鑑賞(準新作)

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