KAZN/THE EXECUTION
2021年
ロシア
138分
サスペンス/犯罪
劇場公開(2024/05/03)
監督:
ラド・クヴァタニア
脚本:
ラド・クヴァタニア
出演:
ニコ・タヴァゼ
ダニール・スピヴァコフスキ
ユーリヤ・スニギル
エフゲニー・トゥカチュク
ヴィクトリア・トルストガノヴァ
アグラヤ・タラーソヴァ
<ストーリー>
1991年、負傷し保護された女性の証言から、1988年に捕まっていた連続殺人犯が誤認逮捕だったことが判明。捜査責任者のイッサは、新たな容疑者を追い詰めていくが…。
36人を殺害した犯人は、
まだ捕まっていない――
―感想―
タイトルとジャケ写から勝手に想像して、ドイツ映画かその近辺国の作品かと思っていらロシア映画だった。
ロシア映画もインド映画同様、尺が長いイメージなんだよなあ。
果たして俺は無事に寝落ちせずに観終えれるのか!?
ワレ、犯人やったんかいっなお話。
必死な奴ほど怪しい。
一生懸命と必死は微妙にニュアンスが違う。
一生懸命は、ほぅ頑張っているなと目に映るが、必死だと焦りを感じるんよね。
追い詰めた連続殺人犯が1件だけは自分じゃないと言う、じゃあそれは誰がやったとなるわな。
ネクタイピンがキーアイテムとなってましたね、まあある意味、執念が実った解決とも言えるが、かなり後味の悪いラストとなっている。
これねえ、結構時系列的にあっち行ったり、こっち行ったりと慌ただしいので、相当集中力高めていないと頭混乱するんじゃないかな。
80年代の話を観ていたら急に90年代の話に切り替わるから、整理するにも一筋縄ではいかずでして。
そこが凄く惜しいというか、残念さが残りますが、それでも中盤までに散りばめた伏線を、終盤にて綺麗に回収する辺りは見事でした。
結構本作を面白かったと評する映画ファンも多いので、濃厚なサスペンスドラマとドロドロな展開を好む方にはおススメかもしれない。
私的には前述した様に、ちょっと話の流れがイマイチ掴め辛い部分もあったので、そこが寄りシンプルだったら星数も増えてたと思う。
後、やっぱり吹き替えは欲しかった。
でも結局、寝落ちはせず、最後まで通して観れましたが、どえらいクライマックスだな!と驚きを隠せなかったのも事実。
因みに本作はソ連史上凶悪非道な殺人鬼アンドレイ・チカチーロをモデルにしているようです。
評価:★★★
24/09/28DVD鑑賞(新作)
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