盲戰/BLIND WAR
2022年
中国
107分
アクション
劇場未公開
監督:
フォ・スイチアン
フォ・スイチアン
出演:
アンディ・オン
ヤン・シン
ワン・ハンヤン
チー・シェンハン
タオ・タオ
チャン・ヤーチー
アンディ・オン
ヤン・シン
ワン・ハンヤン
チー・シェンハン
タオ・タオ
チャン・ヤーチー
<ストーリー>
警察の特殊部隊に所属するドン・グーは、任務中に犯人を制圧した代償に視力を失い、警察を首になる。愛する娘を心の支えに生きるドン・グーだったが、娘が何者かに拉致されてしまい…。
―感想―
盲目なのに鋭い聴覚だけを頼りに敵と格闘する主人公がかっけえ!と書こうと思ったけど、夫の敵討ちに燃えるサイコねえちゃんの方がイカレ過ぎていてキャラクターとしては魅力的だった。
ま、主人公は盲目という設定だけであって、実際のアクションは全部「見えている」中であそこまで動けるのだろうけど、てそれ言っちゃいけねえ(笑)。
おい、オープニングからしていきなり佳境じゃねえか!て言いたくなる位のど派手さに面白さを抱いたが、それ以上に面白かったのは主人公と彼の命を狙う前述のサイコねえちゃんが素性を隠してタッグを組み、主人公の娘を誘拐した悪徳組織へと乱入するという、まさかの流れ。
サイコねえちゃん自身もその悪徳組織に恨みつらみがあるから、この戦闘に長けた2人が手を組むというのは、優勢に立つという意味でもお互いにとってはWin-Winの関係にはなるからね、別に流れ的にはおかしくはねえんだな。
それにしてもかつての仲間すらも躊躇なく撃ち殺してしまうサイコねえちゃんの血も涙もない非情ぷりが最高過ぎた。
又、銃の扱いにも慣れている様で、大人数相手に華麗な避けを駆使しつつ、片っ端からショットガン等で葬り去るそのお姿に、おいらは惚れ惚れだよ。
お顔も、それなりに美人でしたしね。
こういう冷徹な女は観ていて妙にドキドキするし、ムラムラもしてくる。
もし体の関係になったら、どういう喘ぎ声をするのか、物凄く激しい腰使いをしてくるのか、それとも逆に受け一方でヒーヒー叫んでいるのか、想像と妄想が止まらんww
コホン、失礼しました。
敵側の金剛という大男の、主人公の聴覚を封じる戦いっぷり、あれは良かった、敵ながらアッパレて感じで。
ボスは側近が居ないと何も出来ないクソ弱でしたが。
結局、サイコねえちゃんがほぼザコや四天王みたいな奴らを殺してたような気もしないでもないが、映画としては期待以上に楽しめた1本でした。
エンドロールでの撮影風景にて明らかになるのだが、スタントマンを使わずに自分自身で全てのアクションを主人公の俳優さんはやってのけてたみたいで、正に体当たりな中国アクションでしたなあ。
評価:★★★☆
23/06/21DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2023-03-24
メーカー: アルバトロス