JOHN WICK: CHAPTER 4
2023年
アメリカ
169分
アクション/サスペンス
R15+
劇場公開(2023/09/22)
監督:
チャド・スタエルスキ
『ジョン・ウィック:パラベラム』
製作:
チャド・スタエルスキ
製作総指揮:
キアヌ・リーヴス
出演:
キアヌ・リーヴス・・・ジョン・ウィック
ドニー・イェン・・・ケイン
ビル・スカルスガルド・・・グラモン侯爵
ローレンス・フィッシュバーン・・・バワリー・キング
真田広之・・・シマヅ
シャミア・アンダーソン・・・トラッカー
ランス・レディック・・・シャロン
リナ・サワヤマ・・・アキラ
スコット・アドキンス・・・キーラ
イアン・マクシェーン・・・ウィンストン
<ストーリー>
裏社会の掟を破り、粛清の包囲網から生還した伝説の殺し屋、ジョン・ウィック。地下に身を潜め、すべてを牛耳る組織・主席連合から自由になるため、彼は立ち上がる。
報いを受ける時が来た
伝説の殺し屋は、決着に立ち上がる
―感想―
死体蹴りじゃないけれど、やたらと金の玉に噛み付くのがお好きな賢い犬が、ざまあみろwwと死に顔におしっこぶっかけるのにはちょっと笑った。
シリーズ通して強く分ったのは、義理人情に厚いということ。
例え裏切られようとも、且つて兄弟と呼び合った仲でありながらも敵に回したとしても。
一度繋がれた絆、友情は、そう簡単には切れないちゅうことやね。
面白い。
面白いんだけど、なげえよな上映時間。
ジョンが大阪に行ってからがアクションとしての本領発揮で、そこからはずっと戦い続けるのだが、観ている俺からしたら脳が麻痺しちゃったのか、それとも慣れてしまったのか、なんか思ったよりもワクワクしない。
真田広之に関しては、ブラピ主演の『ブレット・トレイン』の方が殺陣、立ち振る舞い含めてカッコ良かった様な気もする。
盲目の殺し屋ケインを演じたドニー兄貴の戦い方はもう今更言う事もなかろう、神掛かってる。
見えてない振りしてるんとちゃうんか?て疑いたくなる位に、普通に戦っているのだから。
個人的に好きなのは、『蒲田行進曲』も腰抜かす、数百メートルの階段落ち!
あれは流石にキアヌ・リーヴスじゃなくスタントマンだろうけど、ようやるわwとゴロゴロ転げ落ちていく姿が、どの銃撃戦よりもインパクトあり過ぎでした。
そこからまた寺院までの階段を上り始めるのだが、指定時間の夜明けまで「2~3分」しかないと、その短時間で敵を倒しながら登り切れと、そういう状況になるけれど、なっげえ3分だったなって(笑)。
そこはリアルタイムで描き切って欲しかったよなあ。
ジョン・ウィックは又帰ってくる・・・
とはならんか(^^;)。
シリーズを終わらせるには、ああいった形で幕閉じさせるのが最適なのかもしれんね。
父(真田広之)を殺したケインに敵討ちを狙う娘アキラの様子がエンドロール後にちょろっと映し出されるも、結局どうなったのか事の顛末までは描かれず。
油断している中での幾ら不意打ちを仕掛けたとはいえ、ケインほどの凄腕が殺られるとは思えないんだがね、何故にそんな中途半端さにしたのか、そこは己で想像して楽しんで、という事なのかしら。
んじゃあ、俺は、殺意に気付いたケインにアキラはあっさりと返り討ち食らったと予測しておく。
評価:★★★☆
24/02/03DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2024-02-02
メーカー: ポニーキャニオン
関連作:
『ジョン・ウィック(2014)』(第1作)
『ジョン・ウィック:チャプター2(2017)』(第2作)
『ジョン・ウィック:パラベラム(2019)』(第3作)
『ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023)』(第4作)
『ザ・コンチネンタル ジョン・ウィックの世界から(2023)<TVM>』(スピンオフTVシリーズ)
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