2023年
日本
139分
アクション/サスペンス
劇場公開(2023/08/11)
監督:
行定勲
原作:
長浦京『リボルバー・リリー』
脚本:
行定勲
出演:
綾瀬はるか・・・小曾根百合
<ストーリー>
1924年、東京。謎の男たちに追われる少年・細見慎太と出会った元諜報員の小曾根百合はリボルバーを駆使し、窮地を逃れる。そして、ふたりは巨大な陰謀の渦に巻き込まれていく。
未来を救う悪になれ。
―感想―
予想してたよりも楽しめた。
言うても日本映画だろ?大したアクションしてねえだろ、て思ってたんだが、大したアクションしていたわ。
『おっぱいバレー』の時の綾瀬はるかが頭にある状態で観ると面食らうはず。
結構カッコ良く、ガンアクションきめてたよ。
あ、俺『おっぱいバレー』観てねえわw
まあなんだ、あのほわっとしたCMなんかの雰囲気が全然ねえのな。
こういうキリッと表情引き締めた綾瀬はるか、好きだ。
終盤、白のドレスに着替えるのは赤(血)が映えるから、演出としてそうさせたんとちゃうかな、それ以外で着替えた意味が思いつかない。
ヤクザの組長役で佐藤二朗。
この人も、イメージ的には演技がお茶ら気て感じなのだが、この組長役では、そこはかとなく何時もの軽い性格も出しつつも、又別の違った一面を披露していた。
返り血を思い切り顔面に浴びて不敵な笑いをしてみせる佐藤二朗が観れるのはこの映画だけかもしれない(多分。それ位レア)。
陸軍と海軍が犬猿の仲てのがストーリーを面白くさせ、霧の中での撃ち合いというのがアクション自体に緊張感を持たせていたね。
小曾根百合の仲間は無茶する奴ばかりだが、腕は確かなので、大人数で攻められても少人数で返り討ちしちゃうってのが盛り上げに一役買ってた。
後、小曾根百合自身、強いのは確かだが完全勝利に辿り着くまでに、深手を負ったり、それなりの負傷をすることで寄り現実的な人間味が生まれていて良い(不死身だけどねw)。
圧倒して勝っちゃうのも場合によりけりで、本作の例え体には傷を負うとも目的果たすまでは・・・!といった執念を彼女の覚悟へと置き換えて、結果的に少年をきっちりと守り抜いた事が感動という形にも落ち着いていたように思える。
只、少年の件は解決したが、小曾根百合の命を狙う者は数知れずで、最終カットで姿を見せる刺客が眼帯姿の鈴木亮平!
ほんの数秒だけの登場で終わらせるのは勿体ない、出来れば2人の死闘を見届けたいと思わせる、悪としての魅力が全身から溢れ出ていた鈴木亮平だった。
評価:★★★☆
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