銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で16周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

REC:レック/ザ・クアランティン

2009年07月06日 02時00分50秒 | 洋画ホラー
QUARANTINE/08年/米/89分/劇場未公開
監督:ジョン・エリック・ドゥードル
出演:ジェニファー・カーペンター、スティーヴ・ハリス、ジェイ・ヘルナンデス

<ストーリー>
ウィルス汚染の為、当局によって封鎖された建物の中で、住人らが次々と感染者に襲われていく様を、主観撮影によって描く。
<感想>
今ではめっきりリメイク大国となってしまったアメリカ。
他国でヒットした商品は何でもかんでも自国でリメイクしているけど、そのままオリジナルを上映する気ってものが更々ないようで(笑)。
字幕を付けるとか吹き替えするとか、そういうのをする位なら撮り直しちゃえ!って考えなんだろうな。
お金持っている国はやっぱ違うわ。

本作のオリジナルはスペインで大ヒットした感染系ホラー。

ストーリー展開は全く一緒。
う~ん、オリジナルよりかは若干画面ブレを抑えているから観易くはなっている。

基本設定同じだから、オリジナル鑑賞済みの方は特に観る必要はないかも。
レポーターもオリジナルの方が何倍も可愛かったし。

オリジナル未鑑賞の方は観ても損はない出来具合。
狂犬病?感染で泡吹きながらダッシュで階段駆け上がってくる感染者たちはそりゃもう恐ろしいし、TVカメラマンがレンズで感染者をタコ殴りする場面とか面白い。
暗視映像による終盤では緊張感も味わえる。

リメイク同様、全て未解決のまま終わっちゃうけど、これどうするんやろ?

オリジナル制作のスペインでは続編作るみたいやけど、アメリカはそれ待ちなんやろか。
で、またそれをリメイクしちゃう?
全く違う流れの続編を撮ったら、2国の考えの違いが楽しめて面白くなるかもしれないけど、今のアメリカの脚本家にそれを注文するのは無理かもしれんね。

関連作:『REC/レック』(オリジナル)

オフィシャル・サイト(英語)

評価:★★★
09/07/04DVD鑑賞
パニック・ホラー ジェニファー・カーペンター リメイク DVD新作
にほんブログ村 映画ブログ ホラー・サスペンス映画へ
にほんブログ村
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

切り株画像(映画『お姉チャンバラ THE MOVIE vorteX』より)

2009年07月06日 01時18分08秒 | 切り株“TV”画像(閲覧注意)
【ネタバレ注意】
オープニング。
シャワーを浴びている彩の背後から忍び寄る一体のゾンビ。
彩は怯む事無く自前の刀でぶった切って
切り株完成。

この後ゾンビは木端微塵にされる。
全裸で斬ってくれた方がもっと画になったのに・・・。
切り株度

レヴュー『お姉チャンバラ THE MOVIE vorteX』
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お姉チャンバラ THE MOVIE vorteX

2009年07月06日 00時52分27秒 | 邦画アクション
09年/日本/85分/オリジナルビデオ
監督:東海林毅
出演:手島優、緒沢あかり、川村りか、星名陽平

<ストーリー>
宿命の姉妹対決を乗り越えた彩と咲の前に現れた最強の敵・卑弥虚を倒せ!
<感想>
シリーズ2作目だけど、スタッフ&キャストを一新し、更に劇場用作じゃなくOVってからして期待は全くしていなかったけど、まぁ可でも無く不可でも無くと云った所か。

ストーリーどうこうよりも、このシリーズはセクシーなお姉ちゃんを楽しめればそれでいいんですよ。

前作よりセクシー度が上がり(おっぱいプルンプルン)ハミ尻がナイスな彩、セーラー服に萌え萌えな咲、銃使いの半チチ姉ちゃんミザリー。

もうねぇ、作品としては中の下だけど目の保養としては最高。
けどね、あえて難癖付けると、咲がアクション起こす度にパンチラしてくれるんだけど、そこは黒パンじゃなくて白パンでしょ!
これはマニアにしては凄く重要。
少しサービス精神が欠けていますな。

一番酷く感じたのが、ゾンビを斬った際に必ず画面が返り血で真っ赤になる所。
たまにそういう演出するのならば許せるけど、毎度やってくれると流石にしつこい。
作中4分の3は血糊やCGで真っ赤っか。

観辛いわ!イラッ!!

眼鏡っ子ミザリーの早々退場、ショボいゾンビメイク、B級ならではの適当な展開。

OVならではの低級な作品だけど、唯一盛り上がった終盤のラストバトルは及第点あげたいな。
「うきゃきゃきゃ~」と変な奇声というか笑い声を発しながら大太刀を振り回す大ボス卑弥虚。
キャラクター性が非常に良い。
何かさ、ゲームのラスボスとかで出てきそうやもん、こういうの。

映画としてはダメダメだけど、メインキャストのキャラ作りはとても良かったと思ったんだよね~。
但し女性陣限定だけどね。

関連作:『お姉チャンバラ THE MOVIE』(シリーズ1作目)

評価:★★
09/07/03DVD鑑賞
エロティック・ゾンビ・アクション DVD新作
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ターミネーター4

2009年07月02日 22時28分01秒 | 洋画アクション
TERMINATOR SALVATION/09年/米/114分/劇場公開
監督:マックG
出演:クリスチャン・ベイル、サム・ワーシントン、アントン・イェルチン、ムーン・ブラッドグッド

<ストーリー>
2018年。スカイネットが引き起こした“審判の日”をかろうじて生き延びた人間たちは抵抗軍を組織し、大人になったジョン・コナーもその一員としてスカイネット率いる機械軍との死闘に身を投じていた。そんなある日、ジョンはマーカス・ライトと名乗る謎の男と出会うが…。(ツタヤオンラインより抜粋)
<感想>
今流行りのエピソード0的な大人気作『ターミネーター』最新作!

「審判の日」以降の世界、云わば近未来での機械戦争を描いた本作なのだが、予告篇を観たとおり、確かに

ドッカン!ドッカン!

と物凄い大音響が鳴り響き、映像的にも巨大ターミネーター出現などで迫力満点ではある。

しかし、

ドッカン!ドッカン!

している割には内容が薄いんだよ~。

亡き母の想いを胸に、機械軍と戦う人類抵抗軍のリーダー、ジョン・コナーをメインキャストにした割には何か影が薄く活躍も地味。
結局何者だったのか良く分かんないマーカス・ライトの方が目立っていたってのもどうかなぁ。

大金をつぎ込み全体的に派手に仕上がっているだけあって飽きはしない。
最後まで映像を観る分には楽しさを味わえる。
けど、何処が面白かったと問われると返答に困る。

顔がCGで出来たシュワミネーターが思っていた以上に暴れていたね!

位しか印象に残らない。

やっぱり「ターミネーター」は、機械が襲ってくるだけじゃツマランのよ。
人間の姿をした不気味なターミネーターが、無関係な人物を巻き込みながら標的とする者たちを執拗に追いかけ続け、時には神出鬼没に現れ脅かす。
一体のターミネーターとの攻防の顛末をハラハラしながら見届けたい。

となると、やっぱり「審判の日」以降の話じゃそれは期待出来ない。

私が求める物は、未来から過去に来たターミネーターの無感情なまでの任務遂行、現代に置ける市街地にて無雑作に建造物を破壊しつつ生きるか死ぬかの瀬戸際の中で戦い続ける緊張感、ダメージを受けようとも微動だにせず前に増して襲撃度を高め、あらゆる手段を使いながら抹殺に取りかかるスリル感、全てが終わっても尚余韻を残し、興奮冷め止まぬ中にもきっちりと記憶に残してくれるストーリーに対しての満足感。

これが『ターミネーター2』にはあった。

『ターミネーター4』にはあったのか?
無かった。
劇場で観てこそ音響の凄さもあって画面に集中出来たが、これがTVだとそれが体感できるのかとなると疑問符が付く。

何度も観直したくなるような、そんな大した作品ではない。
兎に角、ストーリーが半端無く面白くない。
これは映画を観る上では最大の欠点。
幾ら映像がGood!でも物語がスカスカでは、必然的に評価はbad。

続編に興味を持たせてくれるような一品では無かった事が「2」までのファンとしては非常に残念でならない。

関連作:
『ターミネーター(1984)』※個人的評価:★★★★☆
『ターミネーター2(1991)』※個人的評価:★★★★★
『ターミネーター2/特別編(1993)』
『ターミネーター3(2003)』※個人的評価:★★★
『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ(シーズン1)(2008)』(TVシリーズ)
『ターミネーター4(2009)』
『ターミネーター サルベーション ザ マシニマ シリーズ(2009)』(スピンオフWEBシリーズ)
『ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015)』

オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★
09/06/29映画館鑑賞
マックG SFアクション クリスチャン・ベイル ヘレナ・ボナム=カーター 劇場新作
にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ
にほんブログ村
コメント (20)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする