銀座ジャズバーエムズのブログ

 生演奏のある小さなバー・・・「大人のくつろぎ空間」をお探しの方にご案内申し上げます。

イントネーションありき?

2019-12-18 15:24:34 | 季節

 歌の間を取るときにいつも感じることですが、歌詞の中で

伸ばしてもいい語とそうでもないものがあって、そのことを

native speakerは、考えるまでもなく自然に発声していますが、

日本人の場合には、どうしても何か抑揚をつけようとするきらいが

あるような気がします。 そうすると、歌謡曲的、というか、

英語の歌らしくない節回しになって、言ってしまえば「ダサい」

ことになるようです。

 

 つまり、日本語はイントネーションでの表現が基本にありますが、

英語は強弱のアクセントが大きな部分を占めている、という、

言葉としての形態の違いによるものです。

 

 そう言えば昔、国語学の権威の金田一春彦先生が、講義の余談で

「最近の(数十年前ですが)日本語の歌の抑揚が、美しい日本語にはあるまじき

ことだ、と学者の間で憤慨しまして、みんなできれいな歌を作ろう!という

試みをしたことがありました」と語っていらっしゃったことがあります。

 その曲は何だったのか、覚えてもいないし、実際に歌ってはくださらなかったと

思うのですが、「正しい日本語の抑揚で」(ここは上げるべきではないとか)

作られた歌だって、それでヒットするわけでもないでしょうし、歌いたくは

ならないんじゃないかな、とも思います。

 

 ふと思い出した一コマでした


今だけ青レモン

2019-10-29 14:10:07 | 季節

 瀬戸田のミカン農家から青レモンが届きました。

切ってみるまで、ライムと区別がつきません。

普通のレモンよりも、皮が薄くてジュースが多い感じ。

もっとも、ずっと置いておくと熟れて黄色くなるのですけれどね

 地元広島産のジン「桜尾」とのペアリングでジンフィズ、そして

肌寒い夜に、生姜はちみつと合わせてホットドリンクをどうぞ

 


「秋」とは言いながら

2019-09-22 13:32:07 | 季節

 曲と歌詞とは必ずしも連動していない・・・

例えばミュージカルの劇中歌のように、作曲者と作詞者が

同じ場面とキャラクターを想定して作った場合はいいのですが、

演奏家がまず演奏用の曲を作り、それがいい曲だというので、

歌う人または歌わせたい人が、タイトルから連想した歌詞を後付けしたりすると、

作曲者のイメージとはまるで違ったものが独り歩きする、という曲も多いわけです。

 

 さらに、演奏家も歌詞をあまり気にせず、タイトルだけで

イメージした演奏をしている場合も多く、これなんかまさにそう

'Early Autumn'

「『初秋』・・・まさに今の季節にピッタリなのでお送りします

・・・・歌詞はですね、

「・・・早すぎる秋が来て 街の空気を凍らせる・・・

4月の気分で恋は始まったのに

こんなに早く別れが来るとは思わなかった

どこかでまた会えるだろうか・・・

やり直せるものなら 二度とこんなに早い秋はごめんだよね・・・」

おいおいって感じです

 

 個人的には、サンマのおいしい秋のうちはまだ歌いたくないなあ

街路樹が色づき、ちょっと上着の襟を立てたくなるくらいの

季節になってから・・・

 

 

 

 


夏休み

2019-08-14 13:51:22 | 季節

 

 台風情報を見守りつつ、瀬戸内地方ではお盆の花火大会が

順延になるなどしています

どこにも大きな被害が出ませんように

 

 ジャズバーエムズは、18日(日)までお休みをいただいております。

9月のスケジュールをアップいたしました。