「親分は晴れ男」と書いたのに。
昨日五十嵐さんご本人は、ちょうど出かけるときに、駅まで5分少々の道だけ
雨に降られて「ついてなかった」そうで。
でも夕方からは気持ちの良い晴天になりました
そしてなぜか、前日の出演者H嬢や、翌日(今日)の出演者のS氏が
申し合わせたように「通りすがり」すっかりご満悦の親分は、順番にステージに
呼び上げてセッションな演奏を繰り広げたのでした。
昨今、「ジャズひな祭り」や「新宿トラッドフェス」など、イベントでもなければ
同じ種類の楽器の人同士が仕事場で顔を合わせる機会は多くありません。
でも、管楽器が2本以上いるということは、スリルのあるコーラスが
フロントに出現する、ということで、聴いているオーディエンスはゴージャスな気分、
そして何よりも、演奏している人々自身が高揚する、ということなんだなと
しみじみ思いながら聴きました。
ピアノやベースがソロを取っている間に、五十嵐さんとトランペットのS氏は
傍らのテーブルにおいた自分のグラスを取り上げてウィスキーを一口、
喉を湿しています。ライブ演奏では普通に見かけた風景を、このところは
目にすることが少なくなったんだなあ、とも改めて思いながら、なんだか
うれしかったしだいです
本日も、お天気のようにカラリと晴れ渡るライブが、いろいろな場所で
楽しめますように