銀座ジャズバーエムズのブログ

 生演奏のある小さなバー・・・「大人のくつろぎ空間」をお探しの方にご案内申し上げます。

曲の流行り廃り(すたり)

2017-06-02 15:10:50 | つれづれ

 なんて話をしていたら・・・

現れましたよ。「過去からの旅人」(私が勝手にそう呼んでいる)

つまり、ずうっと前(少なくとも十年以上)から知り合いで、

ある時期に銀座の音楽のある現場で遊んでいたけれど、様々な事情で(たぶん)

何年もお会いすることがなかった方が、突如思い出して訪ねてくださった、

というような場合に。

 道を忘れてしきりに電話してくださるものの、最後は若手の方に

スマホ検索をお願いしてたどり着く・・・というように、いろいろ

スッタモンダしますが、感動的なのはリクエストですね

選曲する私のほうは「この方と最初にお会いしたころに歌っていたのは

何だったっけな?」となんとなく考えています。すると、

「どうしてもミキさんの 'It's Been A Long,Long Time'が聴きたくて」

おお 何というタイムリーな

さらには「アンコール'Again'もやって

ん~~~

やぶさかではないんですけど、少し残業しますか・・・

 決してジャズ通であるとか、ご自分がやっていたとかではないのです。

昔の現場で生音楽を聴きながら遊んでいたことのある方々はみなさん、

「オレのテーマソング」なり、お気に入りのリクエスト・ナンバーがあったものです。

そんな雰囲気になると、私を含めミュージシャンたちも

「あの頃あの先輩とよくこの曲やったなあ。 すっかりマンネリして

あんまり好きじゃなかったけど、久々に聴くとやっぱりいい曲だよね」

などと話も弾んだりして

『スタンダードが普通に愛されていた時代』の面目ですねヽ(^o^)丿

 

本日:6/2(金)久々の登場

小谷教夫(P)大角一飛(B)Duo

生粋のダンモ出身の小谷さんも「昔はこんな古臭い曲なんて思ってたけど、

なんかいいよねえ」と思うことが増えたとか。

 そう言えば昨夜久しぶりに来てくれた某ベーシスト氏

「このネット時代にさ、○○さんに手紙を書いて・・・とか、

かったるくて歌えないって、アメリカの若い歌手はみんな言ってるよ」

などウルサイので、洋さん選曲の古い小唄の時に

「古臭いっしょ」と突っ込んだら

「うん、でもスキ」と満面の笑みでございました・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする