お彼岸:本日の【Tribute】にちなんで・・・
ずっと以前にこの歌の訳詞を書きましたが、追加版。
みんな知ってる あのおじいさんのこと
鳥のように自由気ままに行ったり来たり話したり
だからみんな彼が好きさ
ナプキンを首にぶら下げたまま、
コーヒーカップにスプーンを突っ込んだままうろうろ
くわえたパイプはすっかり古びて黄色く色が変わっているけど・・・
でも、いいじゃないか 彼の流儀さ
質素な夕食の後ではお決まりの自慢話
「ゲッティスバーグの演説の時にな、俺がリンカーンのために
原稿持っててやったんだぜ」
もう何度も聴かされたよ
時々ワケが分からないな 昔人間てやつは
南軍だったのか?北軍だったのか?
だって時にはすごく教義的だし、かと思うと民主的なことも言うし・・・
いつも好きなように話してもらってるけどね
(中略)
毎週金曜日にはバザード湖へ釣りに出かけるよ
「鯨釣って来てやるぞ」なんてね
でも、鯨には逃げられて、小魚 2,3匹しか獲物がないもんだから
しかたなく冷凍のステーキをあっためたりして
いつか・・・
そんな「昔人間」たちがいなくなる日が来る
この街も寂しくなるんだろうなあ
子供たちの元気な声も 彼らが召されるその日だけは静かになって
あの家に彼はまだいる、そんな気がするとしても・・・
もう出て来てしゃべってくれることはなくなるんだ