君に電話で戻るように頼むべきだった
今になって後悔してる
こんな一人ぼっちの気分にはもう耐えられないよ
早く 早く帰って来ておくれ
ドアに鍵はかけずにおくんだ
ボクと同じように君も ひとりぼっちな気分になって
帰ろうと思ってくれるかもしれないから
もう一度会えるなら 世界を差し出してもいいとさえ思う
これまで知らなかったことをたくさん学んだのかもしれない
行かせてしまうなんて、何てバカだったんだろう
いなくなって初めて 君のいない人生なんて
からっぽなんだな、と思う
とても大きな間違いを ボクは犯してしまったらしい
愛こそがすべてを変える力があるんだな、としみじみ思う
もう一度 心の平安を取り戻したい
どうか どうか 早く帰って来ておくれ
ずっと以前にElla Fitzgeraldのバラード・バージョンにしびれて
女性側からの歌詞で訳したのですが、改めて1939年の
Sammy Kaye 楽団のオリジナルを聴いてみると、おそらく
楽団付きの歌手でしょう、Charlie Wilson という人が歌っています。
この時代のことで、いわゆる「ダンス・テンポ」
歌詞の内容ほどには、全然メランコリックになれない、
さっぱりとした歌いっぷりで、思わずクスッと笑いたくなる感じです
Ellaの方は、笑いごとじゃない感じ