この画像に「懐かし~」と思ってくださる方が
果たしてこのブログを見ていてくださるかどうか・・・
「バンチャン」こと光井章夫さんが、2年ぶりに遊びに来てくださいました。
ドラマーは同じく大先輩の近藤和紀さん。
(江草トリオで毎年西国ツアーにもご一緒します)
「ただ見てるのも芸がないよね」ということで急きょご参加くださいました
先週土曜日(10/25)の【Tribute to 河辺浩市Ⅱ】のことです
そもそもは10年近く前に、【進駐軍サウンド】を銀座のジャズバーで、という企画があり、
そのフロントを務めてくださっていたのが
光井章夫(Tp,Vo)芦田ヤスシ(Ts)河辺浩市(Tb)の大御所三管でした
月日は流れ、芦田さんは数年前に亡くなり、光井さんはそれより前にご病気&リハビリで、
現場にはなかなかいらしていただけませんでした。 河辺さんは「ホントに二人とも不養生で・・・
もっと吹けることを大切にしてほしいよ」と常に気遣って話題にされていました。 そして
「大人数でなくても、なにか現場でみんなで楽しめる音楽のやり方はあるはず」
と言ってくださったのが、毎月河辺さんに登場していただくきっかけになったのでした。
数十年前には、大編成の楽団のリーダーでアレンジャーを務められていた河辺さん、
普通はそういう方は、地味にトリオで小さなライブで、という活動はあまりなさらない、
というかそういう発想にならないのでは?と思うと、今さらながら,生演奏で目の前のファンと
お話をしながらの現場を心から愛された河辺さんの音楽への愛情の強さが身に沁みます。
そしてそういうお人柄が、光井さん始め、何年ぶりかにエムズを訪れてくださった
昔のお弟子さんやら初めてみえてその活動の足跡に魅了された方々との古いご縁、
新しいご縁をつないでくださっているのだと思います。
河辺さんの遺されたものを大切に、今後もこの企画をいろいろな方が演奏の現場で
楽しめるきっかけにしていただけるように、継続し、発展させて行けたら、
と心から思います。