馴染のバーで「今日のラストの一杯」という時に
「何かおススメもの、ある?」
「ウィスキーですか?」「うん」
「どうやって飲まれます?」「そのまんま」
しばしバックバーを見渡して
「じゃあこれなんか」と手に取る、あまり見かけないボトル
「以前に父が仕入れた限定モノで、十年以上も棚の隅で忘れられてて・・・
コルクもダメになってたし、開けた時の匂いは『あ~~やっちゃったかな~』
という感じだったんですが・・・漉してコルクを取り換えてやったら、
数週間経ってこんな感じになりました」 tasting
「息を吹き返したね」「ええ
」
生のお酒とは違うけれど、蒸留酒の生命力を感じる一コマ。
ちなみにold bottleのコレクションを持っているバーやマスターはいろいろありますが
きちんと管理されている古酒は一杯のお値段もむろんそれなりですので、
お確かめの上、ご賞味くださいね