ボクには富も力もないけれど
でも、君がボクのものだと言ってくれた
どこへ行くとしても 何をするとしても
それで全てオッケーさ!
君がいてくれる限り きっとボクは大丈夫
雨の降る日も 闇の訪れる日もあるだろう
でも、文句を言わずにやり過ごせるよ
貧乏なままかもしれないけれど
気にしないさ
君さえいれば、きっと全てうまく行くから
"I'll Get By (As Long As I Have You)"
1920年代の歌詞には、「貧乏でも大丈夫」というのが
よく出て来ますね。
日本でも、江戸時代の庶民を描いたお話や記録では、
「貧乏は普通。それでダメになることはない」という
テーマが繰り返し出て来ます。 何か、逆に心は
それぞれに豊かでいられたイメージに、和みます。
歌詞は歌詞として、この曲は1940年代になって
トランペットの Harry James の演奏で大きなヒットに。
如何にも如何にも「ラッパの映える」力強く伸びやかな
メロディーです。 こういう曲は、細かいことにこだわらずに
伸び伸びと歌いたいと思います。
昨夜の下間さんのソロも素晴らしく、演奏家自身が
幸せになる曲だな、と思いました。