その昔 微笑む気にもなれなかった頃
月の光なんて大っ嫌いだった
詩人たちがもてはやす夜のとばりも
月光と同じく薄っぺらな気がしてた
夜更かしする相方もいないから
10時にはベッドにもぐりこむ
全ての男の中で一番さみしいヤツにとって
人生はツライだけだった・・・
ご存知'Blue Moon 'のverse(冒頭の語りの部分)です。
本編は「ねえ、青いお月様、僕が一人寂しく立っていたのを
ずっと見てたよね。 ところが君が現れて・・・・
青い月が金色に輝いたんだ!! もう一人ぼっちじゃないんだ」
と続くわけですが、こうして全体を通して見ると、
「やっぱり男歌だよねえ」とつくづく思いました。
歌詞の内容に共感したからと言って、それを説明してオーディエンスを
説得するのは野暮だし無理ですが、詩の持っている気分や見える景色に従って
テンポやリズムのアレンジを思いつくのは楽しいものです