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がんフォーラムが終わった

2009-11-07 20:29:04 | 健康に関すること



11月6日(金)の「がんフォーラム」が盛況裏に終わりました。
県立健康プラザの大会議室に準備した200席が一杯になりました。

初代会長が「がん撲滅」を訴え「がんフォーラム」という形で20回目を迎えました。「よろこびの会」はがん患者と体験者と家族の会ですが会の中だけの問題ではなく、地域の多くの人へ「がんとはどんな病気か、予防はあるのか、がんは早期発見早期治療で命が救われること、そのためには先ずがん検診を受けること」を訴えたい、そんな思いをこれだけの大きなイベントへと育て「よろこびの会」の中へ大きな灯をともしました。今年初代会長は退任しました。そのあとを引きついた2代目の会長を中心として会員の力を結集しておこなわれました。

7回の打ち合わせを重ねようやく当日を迎えました。
私は打ち合わせに中途から参加して、皆さんの熱意とバイタリティーに引き込まれ知らず知らずに打ち合わせに足を運びました。

当日私はピアカウンセリングを担当しました。
二人のスタッフと担当し、4人の申し込みがあったので、二人ずつ担当しました。
初対面の人と真剣に向き合いました。

ご主人の検査の結果をご主人と一緒に聞きたいと思っている奥さんが
「検査の結果を聞くのに私も一緒に聞いたほうがいいのでしょうか?」
「そのほうがいいと思いますよ」
「主人は一人で大丈夫と言うのですが」
「ご主人から先生の話を間接的にきくより直接奥さんも先生から話を聞いて共有したほうがいいと思いますよ」
「主人はおれ一人でいいからと言い張るんです」
「ご主人にお願いしてみてはいかがですか!私も先生の話を聞きたいから同席させてくださいと」

こんなやりとりの一部が印象に残りました。

フォーラムが終わったときには体力的にも精神的にもつかれましたが、スタッフの一員として微力ながらやり遂げたさわやかさがありました。