ごーさんの中国放浪記in威海

ガイドブックに載っていない中国を写真で紹介します。

中国の市場は大きい?

2022年05月09日 | ジーニン

济宁(ジーニン)の市場

 

庶民の食の台所をまかなっている市場

コロナの影響で1ケ月近く閉まっていたが最近解除になりました。

 

今日市場に行った目的は寮のおばちゃんに豚料理を作ってもらうためです。

入口でスマホで“”核酸検査を受けているか“”“”体温チェック“”をして異常が無ければ中に入れます。

 

 

お目当ての挺屋さんは入り口入ってすぐのところにありました。

好みの部分をこれぐらい切ってと指で大きさを示します。

 

 

買った肉は腿のあたりです。

食べやすい大きさを言うとオバちゃんはハイよーと言って

頑丈な出刃包丁で超固い骨をバンバン叩いて食べやすい大きさに切ってくれます。

 

中国では肉は豚肉が一般的でよく食べています。

中国の牛肉は固くて美味しくないです。

一時は豚肉の値段が高くなったが最近は少し安くなってきているようです。

 

 

 

市場の周りでは個人が勝手集まりに店を出しています。

野菜などは自分の畑で作った新鮮な物です。

 

中国人の購買力は日本の想像力をはるかに超えています。

人が溢れるように集まるからです。

 

しかし、勘違いをしてはいけません

中国では物が売れる絶対的な比率は単価の安いものです。

 

15年前までは日本の松下、東芝、SONYなどの電気製品、スマホなど店頭に並んでいた時期があったが、

今では日本製は店の隅っこに置かれ、サムソンンに完全に制覇されてしまいました。

日本勢の負けた原因は、単価が高くてもいい製品を造れば絶対的に買ってくれるという思い込みです。

 

サムソンの駐在員は、一度来ると家族ぐるみで現地で根を下ろして

徹底的にリサーチを行って現地の人々が何を求めているのかを把握しています。

日本は3年周期で人が替わるので現地の状況など分かるはずがない。

 

政府との交流も積極的に行なうので商売がスムーズです。

韓国勢が世界に進出していった手口は

多少品質が悪くても技術は他国からパクるので単価が安くできます。

原価ギリギリで売りまくり低所得者が多い人口なので市場は広がっていきます。

 

低品質でも売れて市場を制覇していけば勝ちです。

パクられた側は慌てて提訴し裁判するのですが時遅し、

日本の製品の市場は無くなっており結果は示談で幕を下ろして終わりです。

 

韓国のスマートフォンも車も品質が良くなってきました。

最近では韓国が中国側に技術を盗まれたと騒いでいるようです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする