威海は、三方を海に囲まれていています。
海岸線は1000キロメートルもあり
三つの大きな漁場があって中国最大の漁業産地です。
その中で小さな漁港は数えきれないほど点在しています。
収入源は農村よりも多くあり、そのためか若い人が働いている姿をよく見かけます。
大型船は小さな港には入れないので、漁から帰ってくると
小さな船に積み替えて港まで運んできます。
母船が帰ったときは小さな港も活気づいて男たちは忙しく動き回っています。
捕った新鮮な魚は、すぐ港で即売が始まります。
仕事が一息ついたころ、
一般のお客さんが行くと残った魚は安く売ってくれます。
若者は船の後片付け、
冬の漁は寒さが厳しくて大変です。
新鮮な魚を買い求めるのでしたら、午後の4時ぐらいに港のところに行けば
その場で新鮮な生きのいいものを買うことができます。
しかし、乱獲のために近海では海の資源が少なくなり、
隣国まで行って操業するためにトラブルをよく起こしています。
昨年はアルゼンチン沖で違法操業を行い海上警察に撃沈されました。