ごーさんの中国放浪記in威海

ガイドブックに載っていない中国を写真で紹介します。

春節前の出張

2022年01月26日 | ジーニン

冬の海

雪の降った後の海は寒さが厳しくて撮影時間は15分ぐらいが限界です。

 

 

中国は31日が大晦日で1日が春節(正月です)

今回の出張はコロナ感染が増えているので見合わせていたけど、

新しい工場の立ち上げの打ち合わせもあり無理やりでした。

威海から車で8時間、済南の隣街の济宁(ジーニン)に来ています。

 

隣街の済南市でもコロナ感染者が増えている。

うっかり市内に入ってしまうと出た後が大変です。

PUR検査を行い、14日間の隔離があるので下手に近づくことが出来ない。

 

中国での感染者が増えています。

4日から北京冬季オリンピックが開催されるので規制がさらに厳しくなっている。

一般のホテルに泊まろうとしても外国人は拒否されてしまいます。

5つ星ホテルに行かないと泊まることができない。

 

出張から戻ったらすぐにPCR検査、

棒を鼻の奥深くまで突っ込むので痛くて我慢ができない!!

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春節がもうすぐです。

2022年01月21日 | 威海の風景

中国での正月(春節)が近づいてきました。

 

今年の春節は2月1日になり、国が決めた休み期間は1月31日~2月6日までです。

実際は15日間は工場関係は動かないと思います。

 

年末の駆け込み出荷に荷物がたくさんあり

工場は休みギリギリ休み無しで夜遅く残業が続いていて、

私も上海 やジーニン出張があり休む間がないです。

 

コロナの影響でコンテナ不足による世界の物流が大混乱

コンテナの予約がなかなか取れない。

肝心の商品が完成しても、予定のコンテナがキャンセルになったり、

予約が取れず納期に間に合わなくなる現状が続いている。

輪をかけて運賃もたかくなりお客さんが困っています。

 

原因はコロナによる人手不足ですが、混乱している理由は複数絡み合っている。

空のコンテナが帰ってこない

目的の港に行ったが港で人が足りないため荷物をさばききれず複数の船が沖で待機する

船が元の港に戻れなく予定の日にちがキャンセルになる。

船会社は予定のルートだとよりも儲かるルートへの変更

 

コンテナをリースで借りている会社にとっては船が帰ってこないので、

リース料の支払いがかさみ運賃の高騰につながっている。

 

世界中が困っているとき必ず利益を上げているところがあります。

何もしなくても船が遅れるたびにリース料が入ってくる会社が良い例です。

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朝礼

2022年01月18日 | 日記

ホテルの窓から

 

ホテルの窓から見ると中学校生徒が朝礼を行っていた。

 

全員整列

 

中国の教育制度は日本と同じく、小学校6年・中学校3年・高校3年・大学4年です。

小中学校の9年間が義務教育ですが、全額学費免除ではないので、

農村部の生徒の中には中学の学費が払えずに小学校で学校教育は終了します。

 

学校は日本のようなゆとり教育ではない。

夜の10時頃、学校の前を通ると

子供を迎えるために親の車がずらりと並んで待っている

 

中国の親は子供に対する教育の力の入れ方も半端ではなく、

いい大学に入れるために塾に通わしているので子供は遊ぶ時間がない。

収入3000元の親にとっては月謝1000元はすごく負担になっていたが、

 

昨年政府が突然、

「塾禁止」という大胆な政策を打ち出した。

 

親たちはもちろんですが、塾経営者が一番驚いたと思います。

教育産業の規模は10兆円を超えるといわれ企業が急成長を遂げてきたのが、

小規模の塾はもちろん上場している大手の塾まで倒産して大パニックです。

 

高学年が多くなると労働人口が減少し、経済発展に影響して、

アメリカとの競争に負けてしまうと懸念しているのが理由のようです。

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交通違反

2022年01月10日 | 日記

夕暮れ時

上海出張の帰り高速道路の車の中から撮影

 

 

赤信号で停車

 

 

黄信号は徐行ではなく停止です。

 

中国の信号機には時間の表示があります。

この数字のおかげでイライラする事なく待つことができます。

 

中国で初めて車を運転すると必ずと言っていいほど交通違反をします。

何故かというと全交差点にはカメラが設置してあり24時間監視されています。

 

国内で稼働している監視カメラは2億台を優に超えている。

AI(人工知能)を駆使した最新のシステムで人の行動を容易に追跡することができる。

 

赤信号はもちろんですが、黄信号も止まらないと罰金。

交差点の白ラインを踏んでも罰金なので厳しいので、

少し油断をするとすぐに違反をしてしまう。

 

罰金額は1件200元(3,600円)と減点2点

信号無視は、罰金200元だが減点6

 

日本と同じく点数が有ります。持ち点数12点が無くなると免許書取り消し。

 

私の昨年の交通違反

合計12回、罰金2,400元(44,500円)だった。

点数は減点24なので普通だったら免許取り消しです。

 

中国では、違反は本人特定ではなく車のナンバーで罰せられるために、

免許取り消しの12点にならないように3人分の免許書を借りて処理をした。

 

確かに罰則のため車で走っていても、黄信号では車が一斉に止まるので効果はあるが、

交通法規は知らない間に変わっている、

違反をして初めて知ることになるケースが多い。

 

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夜明け

2022年01月07日 | 威海の風景

2022年の夜明け

 

私の経営する工場は中国山東省で15年目になります。

昨年もなんとか無事に乗り切ることができ新しい年を迎えます。

 

製造業の求人難は深刻で人がなかなか集まりません。

反面、就職難という不思議な現象があります。

 

不動産業界の不況、コロナによる中小企業の倒産、教育分野では、学習塾の廃止による失業者

外国企業のベトナムなどに工場移転など多くの雇用を失っているにもかかわらず、

製造業の雇用がなぜ困難なのか?

 

原因を調べてみた。

「一人っ子政策」の影響、「高学歴化」「地方都市の発展」「賃金上昇」等が挙げられます。

「一人っ子政策」・・・国内の労働力人口の減少、甘やかされて育っている

「高学歴化」・・・・公務員、大企業就職を希望するので製造業にはいきたくない

「地方都市の発展」・・・地元で就職できるため出稼ぎに出る必要がなくなった。

 

製造業は3Kと呼ばれる「きつい」「汚い」「危険」といったマイナスイメージがあり

ほかの業種に人材が流れていることも、人材不足を招いている理由です。

 

やっと雇用した男性は、すぐにお金を要求します。

日本・・・・仕事がこれだけ出来たのだから給料を上げてください。

中国は・・・・・・・・この仕事をするために先に給料を上げろ!!

いくら面倒を見てかわいがっていても要求が通らなければすぐに辞めてしまう。

 

中国では義理人情は通用しない!!!!

 

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