ごーさんの中国放浪記in威海

ガイドブックに載っていない中国を写真で紹介します。

大きなキャンパス

2021年04月19日 | 中国・威海

キャンパス

 

威海には、海岸沿いに大きな公園が沢山あります。

その中の一つ「海山公園」にデカイキャンパスがあります。

 

キャンパスの中は空間ですが、空の景色がキャンパスに描かれます。

 

 

 

 

人間が米粒に見えるくらいです。

キャンパスに描かれているのは、高層マンションと青空に浮かぶ雲でした。

 

何でも大きなものを好む中国です。

 

さすがに大陸で育っただけあって、人もおおらかで大きな声で喋ります。

日本人にとってはときには非常に迷惑だと思っている。

 

だけど・・・

周りを気にして小声でしゃべる日本人・・。

本音を口に出して言わないで曖昧な返事をする日本人。

話さなくても気持ちはわかってくれると思っている日本人。

 

どちらが得をするのかと考えたとき答えは出ています。

 

声を大にして自分の思っていることを話さないと相手に伝わらない。

曖昧な返事をしていては相手が主導権を握ってしまう。

黙っていて気持ちをわかってくれる外国人は一人もいない。

 

日本が海外で負けている原因の一つです。

 

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わがまま世代

2021年04月19日 | 中国・威海

結婚記念撮影風景

 

中国は、2014年から結婚件数が減り続けている 

2003年からは、離婚率が15年間連続上昇 

 

一人っ子世代が20~30歳の結婚適齢期になっている。

わがままに育った同士は、妥協や協力し合うことが出来ない。

喧嘩や嫌なことがあるとお互い理解しょうとせずすぐに別れてしまう。

 

政府は人口減少に頭を抱えている。

特に首都である北京は物価が高くマンションも一般庶民には手が届かなくなっている。

結婚しても子供の養育費にはお金をかける余裕がないので子供を作らない人が増えている。

 

政府が出した政策は、子供一人生んだら10万元(160万円)支給

それでも子供を産む人は少なく、よほどお金に余裕にある人だけだ。

 

年々情緒を続けている離婚に対しては、

「離婚の届出」をしてから成立するまで、30日の「冷却期間」を置く。

 

この効果は少し出ている、喧嘩をしての「離婚する」と言ってしまったが、

一ヶ月間、冷静になると離婚を思い直してもとに戻る傾向があるようだ。

 

最近、我社でも入社一年の30代の男が仕事のミスで怒った!!

次の日から会社に来なくなったので電話をすると辞めますの一言。

この彼も一人っ子で育った。

 

最近は中国での仕事が難しくなってきた。

材料費が値上がりした上に人件費が高くなっている上に、

 

コロナの影響も有り地方からの人が来なくなっている、

一人っ子世代は工員という職業にはつきたくないという傾向がある。

 

募集しても人が集まらなくなってきた、受注があっても断ることが多くなった。

これからの工場経営は先ゆき不透明です。

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お隣さんの話題PartⅡ

2021年04月16日 | 丹東

手前の橋(鴨緑江断橋)

向こうに見えるのが(中朝友誼ゆうぎ橋)

 

 

 

鴨緑江橋は、朝鮮戦争の1950年に国連軍の爆撃を受けて北朝鮮側が落橋したが、

中朝友誼ゆうぎ橋は、空爆を想定して設計され、

部分的に破損しても残った部材が荷重を支えために落橋しなかった。

 

 

 

 

夜にはライトアップされていて綺麗だ

 

北朝鮮の物価は安い

人件費は、10~15元(約160~240円)

 

国境を超えて中国で働くと、

最低賃金は1800元(約29,000円)だが、

働いている本人の手元には、100元〔約1,600円)残ればいいところで、

殆どが管理費とか寮費などの名目で、残りは国に吸い上げられてしまう。

 

北朝鮮での生産は、当然人件費は安いので製造費は下がる。

問題は、中朝友誼ゆうぎ橋まで来る途中の道路状況が悪いために輸送コストが異常に高くなる。

 

しかし、それでも中国での生産よりは安くできるので、中国国内や韓国からの発注が多い。

日本は、北朝鮮とは国交がないのと経済制裁があるために直接の輸出入は禁止されているので

メイドインNorth Koreaでは販売することが出来ないが抜け道はある。

 

日本依頼ー中国ー北朝鮮製造ー中国輸入ー日本輸出のルートで

メイド・イン Chinaとして、北朝鮮製造の衣料雑貨品がたくさん日本に出回っている。

このことを知っている日本人はごく少数です。

 

今はコロナの影響で頼みの綱の中朝友誼ゆうぎ橋は封鎖されてしまっているので、

貿易は完全にストップしてしまっている。

 

正統派で利益を出すのはすごく困難なことです。

頭を使い危険を犯しているものが莫大な利益を得ているのが現実です。

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お隣さんの話題

2021年04月14日 | 丹東

「太陽ビル」

 

丹東市から対岸の北朝鮮を見ると、

今まで見たことのない、赤く丸い建物が新しく建っていた。

 

ネットで調べてみると、

北朝鮮メディアの報道では、科学者や教育者向け住宅

ビルは25階建て、百数十人の科学者や教育者が入居しているとの事。

 

なぜに首都である平壌から遠く離れた中国丹東の対岸にと疑問に思う。

赤く丸屋根は丹東側からよく目立つ

北朝鮮は科学、教育が充実しているということを強調したいからだろう。

 

丹東側から北朝鮮を見ると、夜になると電気がつかずに真っ暗になる。

北朝鮮側から丹東の街を見ると高いビルが立ち並びネオンが輝いている。

こんな夢のような街に一度入ってみたいと誰でも思うに違いない。

 

丹東は経済制裁に加えてコロナの影響で中朝友誼ゆうぎ橋は閉鎖されている。

その煽りを食って私の会社も撤退することになった。

 

丹東には何度も通ったが、会社がなくなったので再度訪れることがないだろう。

丹東の写真はたくさん撮り貯めているので次回「お隣さんPartⅡ」で紹介します。

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気になるお隣さん

2021年04月12日 | 丹東

一歩跨(いっぽまたぎ)

 

北朝鮮との国境、丹東市内から20キロ上流に行ったところに「一歩跨」がある。

川幅は数年前まで40センチほどで、簡単にまたげたことからこの名前がついた。

 

 

4年前に行った時は川まで降りていけた、

だが3年前に工事を行い川幅を拡張して現在は数メートルになっている。

残念ながら一歩で跨ぐことができなくなっている。

 

 

 

 

川沿いには金網が張られていて、簡単に脱北できないようになっている

数年前に来た時は金網はなく、この場所から川まで簡単に降りて行くことができた。

 

 

 

川の向こうに広い農地を見渡すことができるが人影はない。

川沿いのなにもないところをトボトボと一人が歩いている姿が見えた。

 

 

 

 

拡大してみると

監視兵でした背中に銃のようなものがみえる。

脱北がいなかい見回ってるが、広い範囲を一人で見回るのは限界がある。

 

トボトボと歩いている姿は痩せていて、兵士というより老人のように見える。

経済制裁の影響は大きく、国民はもちろん兵士への食料の配給が行き渡らず、

兵士が丹東側の住民を襲って食料を奪う事件が多発している

一歩跨の川もそんな理由で拡張されようだ。

丹東の人に話しによると監視兵の銃には弾が入っていないないらしい。

 

 

 

 

広い畑で働く農民の姿が見える

土地が痩せて農作物が育つような雰囲気はない。

この地域は洪水などで田畑が水に埋まることがある。

長期的な経済制裁とコロナの影響で食料が不足し国民全体が苦しんでいる。

この場所に来るといつも「日本人で良かった!」と思う。

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