泰安は有名な歴史文化都市です。
「大汶口」の農村を歩くと昔からの古い家がそのまま残っています。
門の中に入れてもらったら中には5所帯の家が建っていたが、
若者は都会に出ていってしまっているのでお年寄りだけが住んでいる。
農村の古い家並みを探索して昔の風景を想像しながら歩くとけっこう楽しい。
空家が多いためか人と出会うことが少ない。
日本の農村は家に鍵をかけてないところが、多が中国では違っている。
古代中国はいくつかの国に分裂したために政治的統一による戦争の時代が交互に繰り返された。
戦いが繰り返される中、外敵から家を守るために門は頑丈に作られているので、
空き巣も簡単には中に入ることができない。
「自分の身は自分で守る」が鉄則。
私が中国に来たころに部屋に空き巣が入られたことがあった。
会社の人に話をすると帰ってきた返事は「空き巣にはいられる方が悪いです」
日本的な考えだった私にとってはショックでした。
それ以来「自分の身は自分で守る」習慣が身についた。
家や塀はすべて石だけで造っているので意外と頑丈のようだ。
大小の石を器用に積み重ねているのだが技術が必要です。
途中に見かけた自転車修理屋さん
夏場は暑いので農村での男性はほとんど裸が定番