可哀そうなゴールデンリバー
工場の家主が番犬代わりに飼っている犬4歳だそうです。
散歩に連れて行く人もいないので、
狭い汚い檻の中で一日中過ごしています。
この犬何が可哀そうかというと
1,生まれて4年間一度も体を洗ったことが無い
2,狭い檻から出してもらうのは月に2,3度
3,檻の中は掃除をしないので汚くて臭い
4,食事は残飯肉など食べたことが無い
とにかく体が汚れているので臭い・・・・。
毎朝出勤すると可哀そうな目をして見つめる何かを訴えているように思える
勝手に“”ビビ“”と名前を付けてやった。
最初は臭くて汚いので近寄るのはイヤだったが、
夜の食事の残り物を上げたりしているうちに情が湧いてきた。
ある日に檻から出してやったら駆け回って嬉しそうです。
噛みつく様子もなくすり寄ってくるが、
汚いので抱きつかれないように注意をする
そのうち朝散歩に連れて行くのが日課になった。
工場の敷地内でソーセージを遠くに投げると、
全速で走って咥えて持ってくる。
なかなか頭は良さそうです。
しかし、二、三回繰り返すと・・・・・。
ヘタって動こうとしない
長い舌を出してハアハアと荒い息をしている。
無理もない狭い檻に4年間も閉じこまれていて運動をしていないのだから。
これ以上急に走らせると倒れて死んでしまうのかと心配になる
もう少し暖かくなったら奇麗な体にして、檻の掃除もやってやろうと思っている。