中国では昔は自転車が走っていたが今では電動自転車になっている。
その電動自転車もやがては自動車に変わり道路が渋滞するほどになってきた。
それでも電動自転車は減ったとは言えまだまだ需要があります。
朝の通勤などではたくさんは走っているが交通ルールは無視するために非常に危険です。
私は通勤で車を運転して会社まで行っている
ある日の通勤時間帯が過ぎた頃道路を走っていると一台の電動自転車が目に入った。
頭の中は「電動自転車イコールヤバイ」とインプットされているのでスピードを落として車幅を取って追い越した。
と・・思った瞬間
助手席後方で小さな衝撃音がした!!
車を止めてみると中年の太った腹の出てるオバちゃんが道路に倒れている。
人身事故です!!
ヤバイ事になったので会社に連絡をして警察を呼んでもらうことにした。
倒れた「中年の太った腹の出てるオバちゃん」話しかけても身動きもしない。
野次馬が,一人増え、二人増えその内に数十人が取り囲んで見ている
ビクともせず動かないがよく見ると大きなお腹だけが波打っているので・・
お亡くなりになっていないようです。
いかし、非常にヤバイ状況です!!
人身事故を起こした場合は、車は解決するまで警察に保管されて乗ることができない。
死亡の場合は留置される(汗)
幸い酒は飲んでいないので大丈夫ですが面倒なことになりそうです。
しかし、冷静になってよく考えると電動との車巾を取って走ったはず
何でぶっつかったのかという疑問です。
そこで倒れている「中年の太った腹の出てるオバちゃんが」に中国語で話しかけてみた。
あなた知っていますか?
そこの歩道の所に監視カメラと私の車にドライブレコーダーを取り付けています。
もうすぐ警察が来るのでカメラを確認してもらいます。
「中年の太った腹の出てるオバちゃんが」反応しました!!
今までビクとも動かなかったのが片眼を開けて監視カメラの位置確認
(事故現場が写る範囲です)
巨体にも関わらず彼女がすばやく起き上がった!!
電動自転車のハンドルと前かごの歪みを直したかと思うと
野次馬の群衆をかき分けて走り去っていった。
これから面白いことが起きると期待していた野次馬が拍子抜けしてポカンとしている。
期待に添えない「中年の太った腹の出てるオバちゃん」やなと群衆は怒っている様子。
とりあえず通訳を呼んで警察が来た時に事情を説明をしてもらった。
車の後方にスリキズができたので保険屋を呼んで手続きを済ます。
彼女はどうやらお金が目当てだったようです。
事故にあったらすぐには示談にしないで警察を呼ぶのが一番安全です。
中国の防犯カメラの数は2億台と世界一で2022年までに5億台になると言われています。
その分プライバシーがなくなりますが、今回のような非常事態の時には役に立ってくれます。
「中年の太った腹の出てるオバちゃん」にアドバイスです。
お金の為とは言え下手したら失敗して命を落とすことになります。
次回どこかでやるときは「安全確認」第一
そして「監視カメラ」が無いか確認をして実行するように!!