現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

バレーボールW杯2007男子・オーストラリア戦

2007年11月21日 | バレーボール
今日も今日とて結果を知ってからの録画観戦。前日のように勝ったという結果ならば心は晴れやかなのだが、負けたというから見ながらも心ここにあらずという状態。あぅ…、韓国戦の勢いはいずこへ?

今日も絶好調のゴリ、ゴッツ、オギノ!とか書きたかったけど、第1セット序盤からなかなか波に乗れないゴリ、ゴッツの両エース。中盤、ゴッツ選手が千葉選手と交代すると、続けてゴリ選手も山本選手と交代。さらにはセッターの宇佐美選手が朝長選手と交代した。気持ちを全面に押し出した熱いチームから、静かに仕事を遂行するクールなチームに変わった。が、流れはまったく変わらず。

この試合、特に気になったのは守備の乱れだった。単にオーストラリアの高さの前に成す術がないというわけではない。相手のスパイクに対するブロックフォローがまったくなかったりと、そもそももっと根本的なところで歯車が合ってないように思えた。まさか分析ミス?だとしたら、もはや試合を始める以前の問題じゃないか。第1セットを見終わって、そんな絶望感にすら似た感情を抱いてしまった。

第2セット以降は、第1セットのようなちぐはぐさはなくなったものの、そう簡単に流れは変わらなかった。第2セット中盤に、プリンス・越川選手が入ると徐々に良い形が出始めたけど、第2セットは序盤につけられたリードで逃げ切られてしまった。

後がない第3セット。越川選手と富松選手をスターターで起用すると、ようやく良い流れに。富松選手のサーブで連続ポイントを呼び込むと、ゴリ選手がついに当たりだした。が、オーストラリアのキャロル選手がゴリ選手以上に止まらなかった。日本がここでもう一本と思うとき、必ずと言っていいほどキャロル選手がその一本を切ってきていた。このキャロル選手もゴリ選手と同い年らしい。最後は振り切られて第3セットを失い、ストレート負け。

第3セットのような戦い方を第1セットから出来ていたら、もう少し結果は良かったんじゃなかろうか。そのくらい、この試合は序盤の悪い空気が尾を引いてしまったように思う。

次は木曜日のアルゼンチン戦。一筋縄ではいかないだろうけど、気持ちを切り替えて臨んで欲しい。

… …

この試合、一つ注目していたのが、センター松本選手。波に乗れない日本チームの中にあって、浮き沈みのない堅実プレーを常にしている。メディアの受け売りになってしまうけど、キャッチフレーズになっているスカイハイという名を表す滞空時間の長いジャンプは、かつての加藤陽一選手を彷彿とさせる。

その加藤選手は、現在JTに所属しているようだ。JTのCMで林の中からスパイクを決めている姿が懐かしく思えてしまった。
コメント
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