子どもをとりまくメディア

朝から息子の中学校のときのクラブ担任だった堀川先生が校長先生をしている豊津西中学校の体育大会に行ってきました。

豊津西中学校に行くのは初めてのことで、どんな学校なのかな？と興味津々。

着いてみると、運動場には万国旗ならぬ生徒達が思い思いに作った旗をロープにつけたものが張られています。私の住む地域が校区の第一中学校と違って、少し運動場はこじんまりしています。

先生の話では1学年3クラスずつしかないとのこと。だから入場行進も第一中学校のことを思えばこじんまりした感じで、逆に一人ひとりの生徒の顔や様子が良く見える学校だと思いました。

10時からはメイシアターで地域安全青少年育成吹田市民大会があるので、体育祭は最初の種目の準備体操と男子の1500メートル走しか見ることができませんでしたが、準備体操も音楽をかけるのではなく、前に立った生徒が「１・２・３・４」と号令をかけて、その他の生徒が「５・６・７・８」と号令をかけて行うラジオ体操で、これまたなんとなく懐かしい感じがしました。

さて、豊津西中学校を後にして、自転車でメイシアターに移動。途中そばを通った豊津中学校の体育祭は西中学校と違って、鳴り物入りでとてもにぎやかそうな感じ。生徒数もずいぶん多そうでした。

地域安全青少年育成吹田市民大会は、第1部の式典ではたくさんの議員が来ていましたが、来賓紹介をしてもらって第1部が終わったとたん、大半の議員が退席していきました。決算審査など仕事がたくさんあるのはわかるのですが（私も同じなので）紹介だけしてもらって帰るというのもちょっとね・・・。まあ、まったく来ない議員よりはよいのかもしれませんが、ここは市民の皆さんからも意見が分かれるところだと思います。

私も、用があったのでもしかしたら講演会の途中で帰ろうかと思いつつ、席に座っていたのですが、講演会「子どもを取り巻くメディアのあやうさ　その現状と大人の役割」を聞いているうちに、あっという間に時間がたち、結局最後までいました。

その講演会の話の中からメモしたものをお伝えしますと

調査によると中学2年生の1日あたりのテレビ視聴時間は約2.7時間で、世界46か国中1位（一番長い）

ゲームをしている時間は30分～1時間が53%、2時間が10%

親が子どものゲームについて話しかける内容のうち、ゲーム時間32%、ゲーム内容2%であり、ゲームの内容について親子で話すことはごくまれ

15歳から19歳未満の結婚するカップルの8割ができちゃった婚

携帯電話をもつ子どもの約7割がなんらかのトラブルの経験あり

学校裏サイトは全国で3万8千以上あり、平均すると中学校・高校１つに２つの裏サイトがあることになるほど多い。

学校裏サイトでは生徒間のいじめもあるが、教師に対する攻撃も多い

対策として、ネットリテラシー（情報モラル教育など）、ネット犯罪に関するう情報の共有による相談しやすい状態を作る、加害者対策が最優先、そしてメディアリテラシーが大事とのことでした。

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