
家人の調子が少しよくなかったので、薬膳スープを作ることにした。
遙かいつかの舌の記憶を辿り、感を駆使して挑戦。
レシピを調べている時間は無いし、レシピを見てしまうと、必要なものが無くて困ったりするし。
だから朝ごはん作りは、頼れるものは自分だけという切迫した状況で進行する。ほぼいつも。
ショウガたっぷりとネギの青いところを、微量の油で焦がさないようにしつこく炒め、
別のフライパンで鳥肉を炒め、
野菜の方にコマツナとニンジンを足したら、ヒバーチをかけてまた炒めて、
水を入れたら、炒めた鶏を混ぜて、鰹だし、鶏ガラスープ、白ワイン、そしてクコの実、ローリエの他に、ガラムマサラ、クローブ、など、体を温めそうなスパイスいろいろ、味を見ながら足して、ゴマ油を垂らしたら、けっこう美味しく出来たりしてしまった。
少量の玄米ごはんを入れた器に注いで、スプーンで食べました。
今度本当の作り方を調べてみよう。
……きっと見たらびっくりするのだろう。