実売14万円台で買える手ごろな液晶一体型PCが富士通の「FMV-DESKPOWER EK」だ。小型ボディを維持しつつ、ワイド画面を採用したのが見どころだ。
奥行き213ミリのボディを維持しつつ19インチワイド液晶ディスプレイを搭載
ht_0712ek01.jpg FMV-DESKPOWER EK30Y
富士通の液晶一体型PCシリーズで、最廉価となるモデルが「FMV-DESKPOWER EK30Y」だ。従来モデルと同じ1モデル構成だが、ハードウェアの強化が目立つ。
まず、これまでは1280×1024ドット表示だった17インチスクエアのスーパーファインVX液晶が、1440×900ドット表示の19インチワイドスーパーファインVX液晶に改められた。あわせてチップセットがIntel 945GM ExpressからIntel GL960 Expressに、CPUがCeleron M 520(1.6GHz)からCeleron 530(1.73GHz)に強化されている。また、メモリ容量は1Gバイトのままだが、HDD容量が160Gバイトから320Gバイト(7200rpm)に倍増しているのもポイントだ。
液晶ディスプレイの大型化に伴って、ボディサイズは445(幅)×213(奥行き)×390(高さ)ミリと横幅が70ミリほどアップしたが、奥行きと高さは前モデルと同じで省スペース性を維持している。OSはWindows Vista Home Premiumで、12月21日から発売される予定だ。予想実売価格は14万円強と秋冬モデル登場時より若干上昇した。
なお、直販のWEB MARTでは前面のカラーパネルが店頭のスノーホワイトだけでなく、プレミアムシルバー、ミスティックブルー、ショコラブラウンの4色から選べるほか、Core 2 Duo T7250(2.0GHz)のCPUを選ぶことができる。
デスクトップ(FMV-DESKPOWER)