先ほどNHKニュース7にて報じられたところによると、東芝はHD DVD事業撤退の最終調整に入っており、損失は数百億円になるとのことです。
それによると次世代DVDの標準として、ブルーレイディスクとHD DVDが激しい主導権争いを繰り広げていたものの、日本国内ではブルーレイが90%以上のシェアを占めているとのこと。また、ワーナー・ブラザースもブルーレイに今後は一本化すると発表しており、さらにアメリカの大手小売店ウォルマートも全米店舗でブルーレイ方式のみを今後は販売し、6月までにHD DVD規格はすべて撤去するとしています。
これらの動きを受けて、東芝は青森県にある工場の機器生産を全面的に停止、HD DVD事業からの完全撤退する方針を固めたとのことです。
店頭販売は当面継続するものの、新たな開発はやめる方針で、これによって損失は数百億円に達するとのこと。
つまり、次世代DVDの規格争いは事実上、ソニーのブルーレイ方式(Blu-ray Disc)に統一される見通しになったわけです。