顔に刻まれるしわの種類とその原因
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エイジングの悩みで代表格である「しわ」には、どんな種類があるでしょうか。実は、しわの種類によって、原因も少しずつ変わってくるようです。
・乾燥じわ
その名前のとおり、乾燥した肌にできる小じわやちりめんじわのこと。 浅く細かいしわで、目もとや目尻を中心に現れます。乾燥じわは、20歳を過ぎた頃から見られ、その原因は保湿力の低下。加齢によって表皮のアミノ酸や細胞間脂質が減って、お肌の保湿力がダウンするのです。そうなる前に、スキンケアによる保湿対策も始めないと!
・表情じわ
表情をつくるときにできるしわで、眉間や目尻、額などに現れます。 表情じわは、いつも同じところにしわがよることで、表情を元に戻しても残ったままになってしまいます。表情のくせはしわというより顔の筋肉のくせが原因だけど、お肌が乾燥しがちだと元に戻りにくいのでは、との心配もありますね。特にイライラによって眉間や額のしわが深くなると怖い顔にもなるので要注意。
・真皮じわ
肌の深く真皮まで刻まれたしわで、一般的にエイジングイメージが強く印象づけられるもの。
ほうれい線や目の下、目尻、首などに見られます。真皮じわの原因は加齢による老化と、紫外線による光老化で皮膚のハリが失われたり、肌がたるんだりすることで発生。加齢によって、皮膚のたるみが重力によって下がると、より深いしわとなってしまいます。
乾燥じわや表情じわは、保湿や表情のくせを直すことで、ある程度防ぐことができます。しわのなかで一番こわいのは「真皮じわ」といえますね。
真皮じわの原因である「老化」とは、とめられるもの?
私たちの体で老化がどのように起こるかはまだ全貌が解明されていません。老化のメカニズムとして有力とされているのが、「フリーラジカル老化説」です。フリーラジカルとは、本来は2つで1組になっている電子が、ペアになれず不安定になっている原子や分子のことです。そのためほかからから電子を奪いとろうとし、奪われてしまった電子がある原子や分子はまたほかから電子をとって、安定化しようとします。これを繰り返すと全体のバランスが崩れていきます。。また、呼吸で取り込んだ酸素のうち数%は不完全に還元され、活性酸素になります。活性酸素やフリーラジカルが過剰に生まれると、細胞障害をもたらしたり、細胞の老化に影響を与える可能性が報告されています。
活性酸素吸収力をもつ「ファイトケミカルス」に注目
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最近、活性酸素を吸収する性質をもつ栄養素として注目されているのが「ファイトケミカルス(ファイトケミカル)」という物質。これは植物の香りや色、アクなどから見つけられました。
ファイトケミカルス(ファイトケミカル)は、さまざまな植物に含まれ、その種類は約1500種類にも及びます。野菜や果物、豆類、海藻、お茶、ハーブなどがその一例。ファイトケミカルス(ファイトケミカル)は、そのパワーから、別名・第7の栄養素とも呼ばれています。すなわち、炭水化物や脂質、たんぱく質の三大栄養素、そしてビタミン、ミネラル、食物繊維に次ぐ7番目の栄養素とも言われていますです。日頃からファイトケミカルス(ファイトケミカル)や、たくさんの栄養素を含んだ食品をえらび、体の中から美容ケア老化対策を心がけましょう。