ラグビーの試合をはじめてみた。
スコットランド戦だ。
身体と身体のぶつかりあいには、ドキドキした。
残念ながら負けてしまったけど、次のサモア戦は頑張ってほしい。
図書館から借りてきた本「近くて遠いこの身体」平尾剛
元ラグビー日本代表の身体論者が身体の感覚を深める方法を教えてくれる。
教師から指示された言葉を手離し、自らの内側に感じる「感覚」をフル稼働させて、その動きのしっくりくるポイントを探るのである。
上手くできた瞬間にはなんともいえない心地よさが感じられる。
運動能力を高めるためには、「方法」
や「理論」ではなく「感覚」を拠り所にすれば、そこに努力や工夫の余地が生まれ、「できた」が、生まれる。
そして連鎖する。
先生や指導者が言葉を通じて指し示そうとしている動きを、自分自身の身体や感覚で掴もうと努めよう。
それだけでなにかが変わりはじめる。
あとは「ああでもない、こうでもない」と試行錯誤すればよい。
感覚を深める。動きを習得するための原点はここにある。
ピラティスにも ものすごく当てはまる。
なんともいえない心地よさなんて、ピラティスマシンを使っているときのプライベートレッスンでしばしば感じることで、
それをグループレッスンでも感じれるよう努力しているけど中々うまくいかない。
先生の言葉通りに動こうとしてもロボットみたいにぎこちなくなるときは、言葉に囚われている状態。
いつでも手放せる軽い感じで言葉をのみこむ。
ほんと、なるほどだよ。
誰が読んでも納得の身体論。
ラグビーのことも書いてあります。