先日、「毎日くだもの200グラム運動」を推進する団体の会合に出席。たいへん参考になる話が聞けたので、簡単にご紹介しておこう。
日本人はくだものをあまり食べないほうで、先進国のなかでは最低ランクだという。日本人の一人一日当たりのくだもの摂取量は、115.1グラム。年間くだもの摂取量は約56キログラムで、オランダ146、デンマーク143、イタリア131、カナダ124、アメリカ110、フランス100、イギリス100(単位キログラム)などに比べ、はるかに少ない。
世界がん研究基金と米国がん研究財団がまとめたレポートや、WHO(世界保健機構)などの報告でも、くだものは生活習慣病の予防や、がんの予防に高い効果があることが明らかになっている。
では、一日に何をどれくらい摂取すればよいのか。
その目安としては、りんごなら中1個、みかんなら2個、かきなら1個、なしなら中1個、ぶどう(巨峰)なら小1房、ももなら1個、キウイなら1個。
そして、くだものは朝に食べるのが効果的で、くだものは美容にも良いという。また、「くだもので太る」というのは、まちがいだそうで、むしろ中性脂肪が減るとのこと。
お正月は、大いにくだものを食べてみては。
ちなみに、私が好きなくだものは、沖縄(石垣島)のぽとり果マンゴー、長野のりんごサンふじ、北海道(余市)のさくらんぼ南陽。いずれも、甘~くて美味い。