東京五輪の学校観戦を行う予定の茨城県鹿嶋市の市立学校が、
会場にペットボトルを持参する場合、
コカ・コーラ社の製品をできる限り持ち込むよう求める文書を保護者らに配布したとして、
波紋を呼んでいる。
日本オリンピック委員会(JOC)の公式サイトによると、
コカ・コーラ社は大会のスポンサーで、
「ワールドワイドオリンピックパートナー」に位置付けられている。
一体、どうなっているのだろうか?
オリンピックは誰のために行うのか?
何のために開かれるのだろうか?
一体、コカ・コーラ社が、そんなことまで要求するのだろか?
あるいは、JOC側がスポンサーに忖度しているのか?
あちこちから、そんな制約はおかしいと反発の声が上がった。
「市教委によると、市立学校のうち1校が15日付で
『(持ち込む)飲料はペットボトルの場合、コカ・コーラ社製の飲料でお願いします』
とする文書を配布した」
「9日に組織委が会場を視察した際、担当者が各校の教職員に
『コカ・コーラ社製以外のペットボトルは持ち込み禁止で、それ以外はラベルをはがして』
と発言したのを受けた通知という」
「文書はツイッター上などで拡散し、市に苦情が殺到した。
市教委は『誤解のある表現だった』
としている。
市教委は学校にラベルをはがすことのみ求めていたという」(毎日新聞)
いずれにしても、国立競技場の建設計画のやり直しから始まって、
森喜朗元JOC会長の女性蔑視発言、
コロナ禍におけるオリンピック開催の可否、
観客の有無、
開会式の楽曲制作担当のミュージシャンの起用問題など、
次から次へと常識外れのことが続き、言葉を失う。
JOCが、もっと、しっかりしなければダメだ!!