私の選んだ矢沢語録
2012年 雑誌「BARFOUT!」より
矢沢
「これ、矢沢さんの最後のアルバムになるんですか?」と訊かれたら、
「んー、それくらいの気持ち。だけど分からん」って。(笑)
やっぱり、ずっとアルバム作ってきた人だからね、
何年かして
「わーっ、もうメロディが出てきて、これレコード化しないとたまらない」って時には、
また、ペロッとレコーディングするかもしれないしね。
が、今回ばかりはね、それは感じましたよ。
「なんか、このアルバムは最後にしてもいいな。」って気持ちを感じながら
レコードを作っていましたね。
そしたら自然にね
「Last Song」って、タイトルにしようと思いましたね。
それが今の本当の気持ちかな?
だから、ひょっとしたら、本当にこれ以上作らないかもね。
だって、それとさ、
昨今、ニュー・アルバムやニュー・シングルを
バンバン投入すればいいって時代じゃ、もうないじゃない。
これ、威張るわけじゃないけど、
俺、名曲あり過ぎ(笑)
バファ(笑)
矢沢 (笑)
悪いけど、矢沢、名曲持ち過ぎ!
それで、今の時代、ダウンロード、インターネットの時代に、新人が山ほど溢れ出て、
これからの時代は言っとくけど、
ライブで魅了できる、魅せられるようなバンドしか、もう残りませんよ。
ライブで2時間持ってちゃうようなアーティストしか残らない。
新曲、バカバカ投入して、ポコポコ、プロモーションして
「スターになりました」って、時代じゃないから。
やっぱり、1個1個の積み重ねで
「あのバンド、いいじゃん!観に行こう。すげえよ。ところで音楽もいいよね。」
って、ところへ行かないと。
僕は、300曲というメロディを書いて世の中に出して。
そのうち半分としても150曲。
そのうちの更に
「半分は、たまんねえよな!」って、だけで言っても
70~80曲は
すごく、たまらないって曲を書いてますよ。
永ちゃん・・本当にそのとうり
名曲ばかりで、大好きな曲なんて、しぼり切れない位ですから・・
選ぶのがホント・・困難です
他の人が、こんなこと言ったら・・ちょっとイヤミなのですが
永ちゃんは・・
もう新曲いらない位、素晴らしい曲を大量に書いていまーす
でもでも・・
新曲は楽しいですね~~
ワクワクしますし
60歳を過ぎた今でも、若々しいロックを生み出だすことが出来る永ちゃんに
またまた感動してしまいましたぁーーー