昨日、突然のニュースで驚いてしまったのが高倉健さんの訃報です
想えば、女子高生だった私が、健さんにハマッたのは
友達のお母さんが、たまたま東映の映画館で働いていて
時々チケットを安く、してくれたのです
それで・・友達と学校帰りに何度も観たのが
健さんの任侠映画だったのです
当時はヤクザ映画が全盛で、今では考えられないほど
ヤクザがカッコ良く描かれていました
ガマンにガマンを重ねた健さんが・・
最後に悪を、バッタ!バッタ!と切りまくるわけです
ですから当然・・
劇場から出てくる観客は、みんな健さんに成りきっていたものです
どうですか
今見ても本当にカッコイイ~~
「YAHOO!ニュース」より・・
日本映画界最高の銀幕のスター、高倉健さんが
10日、83年の生涯を閉じた。
俳優の名前で多くの観客を映画館に呼べる数少ない俳優だった。
晩年まで、私生活をほとんど公にすることはなく、
役柄のイメージの高倉健を観客の心に残したまま旅だった。
「健さん」として親しまれてきたのは、役の中での男の生きざまであり、
高倉さん自身の生き方も重なって多くのファンが魅了された。
日本映画は長年映画界をけん引してきた大きな柱を失った。
東映を辞めてからも素晴らしい作品が多いですね
決して演技派では無いと思いますが、そこにいるだけで良いのです
スターのオーラというか・・
存在感だけで引き込まれてしまうのです
私が好きな作品は・・
「幸せの黄色いハンカチ」
新人だった武田鉄矢と桃井かおりに食われちゃったのですが
健さん有っての作品ですね
「ブラック・レイン」
当時、松田優作さんが癌と闘いながら物凄い演技をしましたが
健さんも、とても良かったです
「駅 STATION」
この映画が一番好きかもしれません
男の孤独と切なさが、何ともたまりませんね~
そして、高倉健さんといえば、思い出してしまうのが
1972年には、ニューヨーク近代美術館で個展をされ
芸術家になられていますが・・
当時は、まだイラストレーターだった横尾忠則さん!
私も昔、雑誌の切り抜きだったか・・
横尾さんが描いた健さんの絵を部屋に貼っていたものです
なにしろ健さんは、最後まで輝ける映画スターだったのです